ナイトワーク未経験者が意外と知らないキャバクラあるある

今まで一度もナイトワーク業界で働いたことが無い人でも、近年のキャバ嬢人気から「キャバクラで働いてみようかな？」と考えている人が多いのではないでしょうか？特に最近では、働き方改革の影響もあり、副業が認められる企業が増えていることから、日中は一般職で働いで夜間に少しだけキャバ嬢として働くというWワークの方が増加していると言われています。キャバクラ店の中には、専業のキャバ嬢の方が少なく、大半のキャストがWワークをしているというお店もあるようです。

しかし、今までナイトワークに近づいたことが無い人が、突然キャバ嬢として働こうと考えた場合、業界の常識が今までの常識と違い過ぎて、面を食らってしまう…なんてことも多いようです。ナイトワーク未経験者からすれば、「キャバ嬢は、お酒を飲みながら男性客の話し相手をするだけで高い給料が貰える！」なんて簡単に考えている人も多いようですが、はっきりと言ってそんなに甘い世界ではありません。
そこで今回は、ナイトワーク未経験者であれば、意外と知らないキャバクラの常識などを簡単にご紹介していきたいと思います。

意外と知らないキャバ嬢あるある

それでは、今までナイトワークをしたことが無い人があまり理解していないキャバクラ業界の常識をいくつかご紹介していきましょう。

連絡先交換は必須

キャバ嬢として働くのであれば、お客様とLINEや電話番号など、連絡先交換が必須です。「キャバクラのお客さんにプライベートの連絡先を教えるなんてありえない…」なんて思ている方も意外と多いのですが、これは必須です。例えば、副業としてキャバ嬢をするだけだから、お店に来たお客の相手だけをしたい…と自分で考えていたとしても、そんな考えはお店的に通りません。キャバクラなどでは、指名の本数を成績としてカウントし、出勤の日数や待遇等を決定するのが普通です。したがって、お客様から本指名で来店してもらうためには、連絡先を交換して普段からやり取りしておく必要があるのです。名目上は、あくまでもキャストが勝手にやっている営業活動なのですが、お客様と連絡先の交換もせずに働いていると「指名客は来ない、やる気ないのか！」とお店に思われ、「もう来なくて良いよ」となってしまう訳です。
キャバクラで働く限りは、お店に来てくれる男性客を繋ぎとめておくのも仕事になるわけですので、普段から連絡が取れるように連絡先交換をするのは致し方ないと考えましょう。こういった、連絡先交換がイヤ…お店以外で客とやり取りしたくない…と考えるのであれば、キャバ嬢として稼ぐのは難しいです。

お酒が飲めない人でも働ける

キャバクラは、お客様に入れてもらったドリンクがお給料に直結するわけですので、たくさん飲んでもらうためにもキャバ嬢もお酒を飲まなければいけないと考えているでしょう。つまり、キャバ嬢はお酒が飲めなくては務まらない…というイメージは多くの方が持っています。確かに、飲めないよりも飲める方が良いとは思うのですが、お酒が飲めなくてもキャバ嬢として働くことは可能です。それどころか、お酒が一切飲めなくても、お店のナンバークラスになるキャストも少なくないのです。
こういった、お酒が飲めないのに人気嬢になる人は、ルックスがとても良い、トークが上手いなど、何らかの特徴を持っています。また、お店によっては、入店時にお酒が全くダメだと伝えれば、フェイクドリンクで対応してくれるような場所も増えていますので、そういったお店を探すのも良いでしょう。

誰でも働けるわけではない

キャバクラなどの水商売のお店を下に見ている人であれば、「キャバクラなんか面接に行けば誰でもなれる」と考えていませんか？この考えは大きな間違いであり、キャバクラでも他の職業同様面接で普通に落とされてしまう人はいます。それどころか、近年ではキャバ嬢の仕事が非常に高い人気を誇ることから、採用基準はかなり上がっているとも言われています。それでも、可愛ければ受かると考えるかもしれませんが、キャバクラは究極の接客業とも言われる仕事ですので、可愛くても態度が悪かったり、愛想が悪かったりすると落とされてしまいます。
キャバ嬢になりたくて面接を受ける場合には、見た目にきちんと気を使っておくのはもちろん、面接を受ける上で当たり前の行動を心がけてください。「水商売だしタメ口でもいいだろ…」なんて考えていたら普通に落ちますよ。

キャバクラはお触り禁止のお店

キャバクラで働くと、毎日知らない男性に身体を触られるのでは…と不安に思っている人も多いことでしょう。しかし、キャバクラというお店は、基本的にキャストへのお触りは禁止とされています。年配のお客様であれば、腰に手を回す、手を握る程度のお触りをしてくる方がいますが、お客様に触られるのがいやであれば、ボーイさんに言えば助けてくれます。ただし、ボーイに注意してもらうとお客様の気分が悪くなってしまう可能性があるので、自分でそういったお触りを上手に躱せるテクニックを身につけなければいけません。
女性の中には、キャバクラはチューや胸を揉まれると聞くし働けない…という人がいるのですが、それはキャバクラではなくセクキャバやオッパブと呼ばれるお店で別物です。

キャバドレスは自分で購入

接客中に着用するキャバドレスに関しては、お店が全て用意していると考えている人も多いです。キャバドレスは数万円するようなものもありますので、自分で用意するのは負担が大きいのは確かなのですが、基本的には自費で購入するものだと考えておきましょう。お店によっては、いくつかのキャバドレスを用意しており、それをレンタルしてくれる場合もありますが、レンタル料が取られますので、長く働く場合には購入したほうが安くつくと思います。
また、キャバドレスというのは、自分の見た目に直結するものですので、自分の体形に合ったものを選ぶのが最も良いのです。実際に、体型に合わない物とピッタリと合わせて購入した場合であれば、後者の方が指名率がかなり高くなると言われています。キャバドレスというのは、キャバクラで稼ぐための武器になるものですので、野球選手が自分でバットを用意するのと一緒で、最も自分が美しく見えるものを用意すべきです。

キャバクラは派遣会社がある

一般職であれば、派遣会社に登録し、いろいろな会社に派遣される形の働き方が一般的となっています。キャバクラ業界で考えてみると、全てのキャバ嬢はお店に直接雇われていると考えてしまいがちですが、近年では派遣キャバ嬢という働き方も登場しているのです。派遣キャバ嬢と通常のキャバ嬢の違いは、毎日出勤するお店が異なることや、特定の指名客を作るわけではなく、基本的にヘルプとして立ち回るということです。
したがって、キャバ嬢特有のお店外でのメールなどの営業活動やアフターなどを行う必要がなく、煩わしい仕事をしなくて良いというのがメリットです。しかし、派遣キャバ嬢の場合には、時給以外のドリンクや指名バックがつきませんので、ナンバークラスのように圧倒的なお給料を稼ぐことができません。また、お店が暇な時には、真っ先に帰らされるので、計画通りのお給料を稼ぐなどといった事も難しくなるでしょう。
派遣キャバ嬢は、本業に悪影響が出ないよう、ある程度の金額だけ稼ぎたいと考えている人にはオススメの働き方です。逆にキャバ嬢としてガツガツ稼ぎたいと考えるのであれば、あまりオススメできません。

まとめ

今回は、ナイトワーク未経験の方が意外と知らないキャバ嬢の常識をご紹介してきました。本稿の内容を見て、今までキャバクラに対して持っていたイメージと全然違っていた…という部分もあったのではないでしょうか？最近では、テレビなどでにキャバ嬢が登場することも増えていますので、若い女性がキャバ嬢に憧れを持つことが多くなっていると言われています。もちろんん、キャバ嬢は、美しさも稼ぐために非常に重要なポイントとなるため、普段の生活の中でも自分の美しさを保つための対策を欠かしません。そのため、テレビに映るキャバ嬢がカッコよく見えてしまうのだと思います。
しかし忘れてはいけないのは、キャバ嬢になれば、誰でもテレビに出ている人のように稼ぐことができるかというと、そうでもないということです。キャバ嬢は、非常に厳しい業界でもありますので、働いてみたけれど、全く稼ぐことができない…なんて人もたくさんいるのです。キャバ嬢になりたいと考えているのであれば、表に見える仕事以外の努力がたくさんあるということを頭に入れて、もう一度慎重に考えてみることをオススメします。