キャバクラで働くときには必ず体験入店を!初心者の方が知っておきたい体入の基礎知識
皆さんは、キャバ嬢をやってみようと考えた時には、どのような流れでお店を決めることになると思いますか?一口にキャバ嬢のお仕事と言っても、キャバクラはたくさんありますし、本当に自分の条件に合ったキャバクラを探すのは意外と難しいものなのです。
多くの方は、ネットなどで求人情報を確認して良さそうなお店に連絡するという手法で入店するお店を決めてしまうのでしょうが、面倒でもいくつかのお店をピックアップして何店舗か体験入店しておくのがオススメですよ。なぜかというと、求人情報サイトなどに記載されている条件は、どこも似たような条件を提示していますし、基本的にお店側に有利なことばかりを記載していることがほとんどです。もちろん、記載されている内容が嘘ばかり…という訳ではないのですが、実際のお店の雰囲気や、他のキャバ嬢との関係、男性スタッフの協力体制などは、働いてみなければ分からないことが多いのです。
こういったこともあり、ほとんどのキャバクラでは体験入店制度を作っているのですが、キャバ嬢初心者の中には、そのまま体験入店を経ずに本入店してしまう人も多いのです。そこで今回は、「そもそも体験入店とは何が目的なのか?」や、実際に体験入店するときの流れについて簡単にご紹介します。
体験入店ってなんだ?
キャバクラなどのナイトワークでは、ほとんどのお店で体験入店制度が作られています。もちろん、長くキャバクラ業界にいる方であれば、体験入店などせずに本入店してしまう人もいるのでしょうが、キャバ嬢初心者の方は必ず体験入店を挟んでおくのがオススメです。
体験入店は、その名称から分かるように、本格的にお店に入店する前に、体験として1日から3日程度、仮入店の状態でお仕事をすることを指しています。そうすることによって、実際のお店の雰囲気や客層、一緒に働くことになる女の子の様子などを肌で感じることができ、求人情報サイトなどでは分からない部分を比較することが可能なのです。キャバクラ業界では、似たような条件で募集がかけられていたとしても、客層が全く異なり、キャバ嬢の仕事のしんどさが全然違う…なんてことも珍しくないのです。したがって、稼ごうと入店したキャバクラで「こんなはずじゃなかった…」とすぐやめてしまう事態になってしまう人も少なくないのです。
体験入店しておけば、本当のお店の雰囲気、働き方が理解できますので、最終的に入店するお店を決める時の指標として非常に役立ちます。なお、体験入店してお仕事をした場合は、その日の終わりに全額日払いでお給料を支払ってもらうことができます。
ちなみに、体験入店は、「一体(いちたい)」「体験(たいけん)」などと地域によって呼び名が違うことがあります。
キャバ嬢初心者が知っておきたい体入の流れ
それでは、キャバクラで体験入店をするときの一般的な流れについてご紹介していきましょう。
体入するお店を決める
まずは、求人情報サイトやお店の公式ホームページなどを確認して、自分の条件に合うキャバクラを探すことからスタートです。最近では、大手求人情報誌などにもキャバクラの求人が掲載されていますし、お店探しに苦労することはないでしょう。
勤務地やお給料面、出勤条件など、自分が譲れない条件をもとにいくつかのお店をピックアップして、メールなどで応募しましょう。その時には体験入店の希望日も記載しておくと話が早いです。
まずは面接をクリアしましょう
当然のことですが、「キャバクラの体入がしたい!」と思っても、誰でもできるわけではありません。通常のアルバイトなどと同じく、まずは面接が行われますので、面接をクリアしなければいけません。
面接では、そこまで難しい話がされるわけではありませんが、最近ではキャバ嬢になりたいという人が増えていることで、意外と狭き門になっているようです。きちんとお仕事の面接だということを意識してハキハキと笑顔で受け答えするようにしましょう。
なお、お店の条件などで疑問に思ったことがあれば、この時にきちんと質問して確認しておきましょう。
面接をクリアしたらお仕事の説明
無事面接をクリア出来たら、お店のスタッフの方が、お店のルールやお酒の造り方、タバコの火をつけるタイミングなど、キャバ嬢として押さえておかなければならない基本的な知識を教えてくれます。そのため、今までキャバ嬢として働いたことが無い人であれば、正直にそれを伝えて丁寧に教えてもらうようにしましょう。なお、キャバクラでは、お店ごとにハンドサインなどが決められているのですが、こういった事もこの機会に教えてもらうことになります。
ドレスを選んで着替える
キャバ嬢としての働き方を教えてもらったら、いよいよキャバ嬢デビューのための準備になります。
体入の場合は、自分のドレスなどありませんので、お店が用意しているものの中から気に入ったものを選ぶ形となります。また、キャバ嬢特有のヘアメイクもこの時に行ってくれますので、やりたい髪型があるのであれば、メイクさんに伝えると良いでしょう。自分がキャバ嬢として働くときにどんな髪型が良いか分からないな…と思う場合には、ヘアメイクさんにお任せすると良いですよ。
キャバ嬢として働く
全ての準備が整ったら、いよいよキャバ嬢としてのお仕事がスタートします。
基本的にヘルプとして席につくことになりますが、あまり緊張せずに笑顔でその場に挑むのがオススメです。キャバ嬢初心者さんでしたら、失敗はつきものですので、無理に完璧な仕事を全うしようとするのではなく、一生懸命頑張っているという姿勢があれば、お客様も怒ったりしません。キャバ嬢としてのスキルは、働いているうちについていきますので、まずはお仕事を楽しむようにするのが大切です。
なお、体入で働いている場合には、仕事ばかりに注目するのではなく、お店の雰囲気や客層、女の子同士の関係性なども確かめておくのが重要です。
お仕事終了
お仕事が終了したら、着替えをして実際に体験入店をしてみてどう思ったかをスタッフと話すことになります。要は、今後このお店で続けていけそうなのか?ということを話すことになります。働いてみた結果、気に入ったのであれば、その場で本入店を決めるのも良いですし、他にも見てみたいと思うのであれば、しばらく考えてまた連絡します…と答えておけばいいと思います。
今後の話が終われば、当日分のお給料を受け取って帰宅するだけです。お店によっては送りの車を出してくれる場合もあります。
体験入店時に自分で用意しておくもの
キャバクラの体験入店に行く場合、ドレスなどはお店でレンタルできますが、自分で用意しておかなければいけないものも意外と多いのです。ここでは、キャバ嬢の体験入店をする場合に、持っていかなければならないものをご紹介しておきます。
- ●身分証は必須です!
キャバクラに関わらず、ナイトワークで働く場合には顔写真付きの身分証が必須です。忘れて行ってしまうと、その日の体験入店ができなくなってしまうので必ず持っていきましょう。 - ●ハンカチ
キャバ嬢として働く場合、お客様のグラスの水滴を拭く時など、ハンカチが必要になります。タオル地、シルクなど素材は何でも良いのですが、お客様の目に触れるものですので、使い込んだものはNGです。また、キャバドレスはミニスカートのものが多いので、座る時にパンツを隠すため、膝の上に置く用に、ハンカチを2枚持っていくと良いでしょう。 - ●ポーチやミニバック
キャバ嬢として働く場合、ハンカチや名刺、ライター、ボールペン、携帯などを持って席を移動することになりますので、それらをしまっておける小さなポーチを用意しましょう。お店でレンタルしてくれる場合もあるのですが、ないお店も多いので、自分で用意しておくのが安心です。 - ●ヌーブラ
キャバドレスの中には、普通の下着だと紐が見えてしまったりするものがあるので、肩紐のないヌーブラを用意しておくと選択できるドレスが増えます。 - ●ベージュのストッキング
ストッキングは足が綺麗に見えますので、持っていくのがオススメです。なお、お店によってはストッキングの着用を義務付けている場合もあります。 - ●メイク用品
お客様に接客していると、どうしてもリップがはげたり、ファンデーションがよれてきたりするので、サッとメイク直しができるようにメイク用品をポーチに入れておきましょうキャバ嬢は、常に綺麗にしていることが仕事の一つですので、こまめにメイク直しができる準備は必須です。
まとめ
今回は、働くキャバクラを探すためには、必ず挟んでおきたい体験入店の基礎知識をご紹介してきました。この記事でご紹介しているように、体験入店とは、本入店の前にお店の雰囲気や客層を掴める非常に重要なものです。中には、どうせキャバ嬢として働くのだから、そのまま本入店すれば良いじゃん…と考えてしまう人もいるようですが、求人情報などに掲載されている情報をそのまま鵜呑みしていては、入店後に自分に合わないお店だった…人間関係が大変…なんてことになってしまい、キャバ嬢を長く続けられなくなってしまうこともあるのです。
もちろんん、1日程度の体験入店でお店の全てが理解できるわけではないのですが、そのお店が自分に合っているのかどうか、ある程度の判断ぐらいはできると思います。したがって、せっかくキャバ嬢として働くのであれば、自分の魅力を最大限発揮できるお店を慎重に探すため、体験入店を挟むのがオススメですよ!