キャバクラは『お触りNG』がルール!でも不通に触ってくるお客様がいるので対処法を抑えておこう!
今まで夜職業界で働いたことがない人でも「キャバクラはお触りNGがルール!」ということぐらいは知っていますよね。逆に、夜職未経験者であれば、知らない男性に触られることがないという理由からキャバ嬢のお仕事を選択するという方も多いと思います。最初に言っておきますが、キャバクラのこのルールから「キャバ嬢はお酒とトークの相手だけでお触りはされない!」と考えているのであれば、少し甘い考えだと思いますよ。というのも、キャバクラでは、大量のお酒を飲む人もいますし、男性と女性の疑似恋愛を楽しむというコンセプトのお店ですので、酔った勢いでキャバ嬢にお触りしてくるようなお客様は普通に多いですよ。
それでは、キャバ嬢が実際にお客様からお触りされてしまった場合、どういった対応が正解だと思いますか?ルール違反をしているのは客なのだから「ビンタでもしてやればいいんじゃない!」と思ってしまった方は、キャバ嬢に向いていないのでならない方が良いかもしれませんよ。もちろん、キャバ嬢へのお触りが禁止なのがルールですから、悪いのがお客様なのは間違いありません。しかし、キャバ嬢の目的は「お金を稼ぐこと」なのに、ちょっと太ももに触れた程度で「セクハラですよ!」などと強く指摘してしまうと、お客様は気分を害してあなたを指名しなくなってしまうでしょう。
つまり、キャバ嬢としてきちんと稼いでいこうと思えば、多少のお触り程度であれば上手にその場を躱して、お客様の気分を害すことなく、自分の身を守れるようにならないといけないわけです。そこでこの記事では、キャバ嬢になれば必ずぶち当たることになる、お客様へのお触り対処についてご紹介します!
キャバ嬢はお触りの境界線を決めておこう!
それではまず、キャバクラにおけるお触りに関する事情について簡単にご紹介していきましょう。上述しているように、キャバクラのルールとしては「キャストへのお触りは禁止」というのが基本となります。ただし、キャバクラではお酒がそれなりに入りますし、キャバ嬢は女性としての魅力を武器としてお金を稼いでいくという特性上、「絶対にお触りさせない」というのは無理だと考えた方が良いですよ。
もちろん、いくらお客様とキャストの関係だからと言って、お客様が求めることは「全て無条件に認めなければならない!」というわけではありませんよ。キャバ嬢は、自分が許せる範囲のお触りのラインを誰もが持っていますので、まずは、「ここまでのお触りなら見て見ぬふりをする…」と言った感じの自分的な境界線を決めておきましょう。
キャバ嬢のお触り境界線とは
キャバクラでのお触りに関しては、お店やキャストの考え方によって、その境界線がかなり異なります。もちろん、一般論として「この程度はしょうがない…」と言ったラインもありますので、まずは以下のような一般的なお触りの境界線を押さえておきましょう。
- ● 膝に手を置くぐらいはOKだけど、太ももはNG
- ● 手を握るのはOKだけど、肩を組む・腰に手を回すのはNG
- ● 太ももでもスカートの上からなら触ってもOK
どのキャバクラでも、業界的に『お触り禁止』というのが基本的なルールです。しかし、キャストには指一本触れさせない…というようなお店などはなく、上記のような業界的な境界線が作られて営業されていると考えましょう。したがって、キャバ嬢になる前に「できれば触られたくない…」と考える方は、実際の所、お店がどこまでなら見て見ぬふりをするのかを確認しておきましょう。
なお最近では、ルール違反であるお触りを見て見ぬふりをする…ということが耐えられなくて、「どうせ触られるなら、その分のお金を貰えるセクキャバで働こう」と考える方も増えています。ただし、セクキャバのお触りは、キャバクラとは比較にならないほど過激ですので、その辺りは注意しておいた方が良いですよ!
お触りされやすいキャストには共通する特徴がある
同じキャバクラで働いている場合でも、「お触りされやすい女性」と「お触りされにくい女性」に完全別れてしまうことが多いです。それでは、このように真逆のキャバ嬢が現れてしまう理由はなぜなのでしょうか?実は、お触りされてしまいやすい女性には、挙動などに特徴があるのです。
- ● 気が弱そうな女の子で、ダメと言えない…、ボーイに助けを求められそうにない子
- ● イスに深く座るなど、すぐ逃げられない体制で接客する子
- ● ディープな下ネタでも普通に対応してくる子
- ● 男性にこびて逆らわないタイプの接客をする人
- ● 露出度の高い服装で接客する人
キャバ嬢の中には、わざとお触りし易そうなキャラを演じるような人もいて、それで指名を稼いでいる子も意外に多いです。しかし、中には気が弱い…、まだ新人で座り方などを間違っている…などと言った理由で、思わぬお触り被害に遭っている方も多いのです。基本的に、しっかりと声を出してボーイさんを呼べるようなキャストや、男性に媚びる接客をしないキャストなど、お触りさせないオーラが出ているような人は、無理に触られる…と言った被害に遭いにくいと言われています。
お触り被害に遭わないための対処法
それでは、キャバ嬢として働く場合、必要以上にお触りにおびえなくても良いようおさえておきたいお触りへの対処をご紹介していきましょう。まず大前提として、「お触り禁止のキャバクラでも、一定のお触りは認めなければいけない」という意識は持っておきましょう。この意識もなく、ちょっと触られただけで、厳しくお客様に指摘してしまうようであれば、思うように稼ぐことなどできません。いくらお触りされたからと言っても、稼ぎの種であるお客様に変わりはないので、気分を害さないような対処を覚えていくべきです。
以下で、キャバ嬢がおさえておきたい、お客様にお触りされたときの対処法をご紹介しておきます。
接客時の体制に注意する
これは、お触りされそうになった時に上手にかわすために知っておきたいポイントです。キャバ嬢初心者の方であれば、お客様の席に着く際、イスに深く座ってしまい、お触りされたときに身動きが取れなくて躱せない…なんてことになる人が多いのです。そもそもキャバ嬢のお仕事は、お客様の行動に合わせて、いろいろな対応をしなければならないのですし、即座に動けないような体制で座るのはNGです。
キャバ嬢がお客様の席に着く際には、すぐに動けるようイスに浅く座るようにしましょう。こうすれば、お客様がタバコを咥えたらすぐに火をつけられますし、お酒などもつくりやすくなります。さらにお客様に身体を向けるように座っておけば、距離は近いけど、お触りするような体の部位が物理的に遠くなり、お触りしにくくなるのです。深く座ると、お客様に密着しやすくなり、お尻なども触りやすくなってしまいます。
キャバ嬢としては、基本の基本なのですが、接客にもお触り対策にも重要なポイントですので覚えておきましょう。
こちらから手を握る
意外に有効なのは、嬢の方からお客様の手を握っておくという方法です。上述したように、キャバ嬢をする限りは多少のお触りは許容しなければいけません。そして、嬢から手を握れば、それ以上のお触りを防ぐことができるのです。例えば、お客様の手が伸びてきたとき、とっさにその手を握ってあげれば、喜んでもらえますよね。嬢からすれば太ももやお尻などを触られるのを防げるのに、お客様の評価まで上げられるわけです。
キャバクラ慣れしているお客様であれば、キャバ嬢の反応を見ながらお触りの限界を探ってくるなんてことをします。したがって、制止が遅れてしまうと「ここまでOKなんだ」などと変な誤解を与えてしまうこともあるのです。できるだけ早く手を握るなどしてストップさせることが重要です。
優しく指摘する
高いお金を支払ってくれるお客様でも、ダメなものはダメと言わなければならない時もあります。もちろん、可能な限りお客様の気分を害さないように注意するのは当たり前ですよ。例えば、厳しく大声で「触らないで!」なんて言ってしまうと、お客様が怒ってしまい、二度とお店に来なくなる可能性もあるでしょう。さらにお客様が酔っていれば、暴力を振るわれてしまうなど、さらなるトラブルの危険もあります。
したがって、セクハラ行為に嫌悪感を持っていたとしても、できるだけそれを感じさせないように、優しく笑顔で「お触りはダメですよ。」と指摘しましょう。雰囲気を壊すことなくダメだと伝えればほとんどのお客様はひいてくれます。
最終手段はボーイに助けを求める
キャバクラの様なお店では、目立たないようにですが、お店全体にボーイさんが注意を払っています。そして、嬢が嫌がっていても気にせずにお触りを続けている…などという客がいれば、ボーイさんが注意してくれるようになっています。基本的に「これ以上耐えられない…」と思う時のサインがお店によって決められていますので、そのようなお客様がいれば、すぐにボーイさんに助けを求めましょう。
なかなかボーイさんに気付いてもらえない…なんて場合は、お手洗いなどを理由に席をたって、ボーイさんに報告しましょう。そうすれば、すぐにボーイさんが対処してくれるはずです。
まとめ
今回は、キャバ嬢が絶対におさえておきたいお客様からのお触りに対処するための方法をご紹介してきました。この記事でもご紹介していますが、本来キャバクラというものは、キャストへのお触りが禁止されているお店ですので、手や膝に触る事さえNGなのです。しかし、お酒も入って密着して女の子が接客してくれるお店ですので、そうはいってもお触りしてしまうお客様の方が多いのです。
もちろん、服の中に手を入れてくる、胸を揉まれるなんて行為までするような方は少ないのですが、そういったお客様も皆無ではありません。したがって、キャバ嬢になるのであれば、お客様からのお触りを上手に回避できるような対処法は覚えておかなければいけません。嫌悪感を感じたとしても、お店に来なくなるような対応をしてしまえば、損をするのはあなたでもあるのです。
キャバ嬢は、こういった困ったお客様を上手に対処するのも仕事の一つだと考えておきましょう。