キャバ嬢のうつ病が増加中!?うつ病にならないための対策方法を考えてみよう!
近年、人々の生活習慣は多様化しており、自由に自分の生き方を選べる時代になってきたと言われます。しかし、そのような中、社会全体を見回すと『うつ病』に悩まされる人はどんどん増加しているとも言われています。
実は、このうつ病というものは、キャバ嬢の中にも急増していると言われており、今からキャバ嬢として働いてみようと考えている方は、特に注意が必要だと思います。そもそも、「お酒を飲んで、お客さんと会話しているだけのキャバ嬢が何でうつ病に?」などと考える人が多いかもしれませんが、キャバ嬢のお仕事は端から見ているよりも、全然しんどいですし、ストレスが溜まるお仕事なのです。そもそも、毎日のように初対面の人の相手をするわけですし、さらにその人を楽しませなければならないというプレッシャーがあるうえに、常に売り上げをあげなければならないという圧迫感もあるのです。
その上、深夜まで働くことも多いですし、大量にお酒を飲む割に食生活はハチャメチャ…というキャバ嬢が多いため、はっきり言うとうつ病になるための条件が全て揃っているのではないかと筆者は考えるぐらいです。
そこで本稿では、キャバ嬢として働くとき、うつ病にならないように注意しておきたい対策方法についてご紹介します。
キャバ嬢がうつ病になる原因は?
キャバ嬢がうつ病になってしまう原因は非常にわかりやすく、肉体的な疲労と売り上げを追いかけなければならないことやお客様対応に関するストレスです。
キャバ嬢は、頑張れば頑張るだけ稼ぎが伸びるお仕事なのですが、逆に言えば頑張らなければ全く稼げないお仕事なのです。そのため、キャバ嬢として稼ごうと考えた場合、できるだけたくさん出勤して、多くの指名を取るために接客も力を入れることになるわけです。そうすると、当然のことですが、毎日の接客で大量のアルコールを摂取することになり、さらに、日々の疲労は蓄積する割に睡眠時間は減ってしまうという悪循環に陥るわけです。
特にWワークなどでキャバ嬢をしている人やシングルマザーの方で子育てと両立しているという人であれば、ろくに睡眠もとれずに働いているという人が多いため、どんどん疲労だけが溜まってしまうわけです。
これで、売り上げが上がりたくさんお給料が貰えればマシですが、時にはうまく指名が取れず、思っていたように稼げないことも少なくありません。そのような場合、お店からのプレッシャーでストレスを感じたり、嫌なお客様にも媚びなければならないことがストレスになったりと、精神的にもやられてしまう…なんてことは非常に多いのです。
つまり、キャバ嬢は、肉体的な疲労感と、精神的なプレッシャーとストレスという様々な面からとてもうつ病になりやすいお仕事だと言えるのです。
うつ病が軽いうちに気付きましょう!
キャバ嬢のうつ病対策として重要なのは「できるだけうつ病が軽いうちに治療する!」ということです。うつ病にも程度の差がありますので、本格的なうつ状態になる前にきちんと対処することが、とても重要になります。
そのために注意しておきたいことは、「うつ状態になった時、できるだけ早く自分で気付く!」ということです。うつ病がまだ軽い時でも、注意深く自己分析すれば、小さな不調などに気付くことができます。したがって、以下にご紹介するような症状がある場合、「うつ病になりかけているかも…?」と疑ってみましょう。
- ★通常ならイライラしない事でもイライラしてしまう…
- ★小さなことでもへこんでしまうことが多い
- ★普通なら楽しいと思うことでも楽しいと思えない…
- ★集中力が続かないと良く思う
- ★「疲れた…」とよく思う。口に出してしまう…
- ★なんとなく何に対してもやる気がでない
- ★お腹が空いているはずなのに食欲がない…
上記のようなことは、うつ病の危険サインと言えます。基本的には「いつもは出来ることができない…」「普段はこうなのに、今はそうじゃない」という感じのことが多いです。ちなみに食欲に関しては、なくなる人が多いのですが、逆に食欲が収まらない人もいるそうで、その場合、うつ病の初期症状と気付きにくいので注意しましょう。
うつ病でも比較的軽い状態であれば、感情をうまくコントロールできない…程度で収まりますが、これが悪化してしまうと、いよいよ感情のコントロールができず、いきなり泣いてしまったり、些細なことでキレてしまったり仕事にならなくなってしまいます。したがって、そのような状態にまで悪化する前に、上記のような諸症状が出たら、ストレス解消を心がけたり、病院で治療を受けるなどの対策を取りましょう!
自分で出来るうつ病対策
それでは、キャバ嬢が本格的なうつ病にならないよう、自分で出来るうつ病対策をいくつかご紹介しましょう。キャバ嬢というお仕事は、上述の通り、肉体的にも精神的にもしんどいお仕事ですので、しっかりと体調を整えながら働くようにしなければいけません。このバランスが崩れてしまうと、意外と簡単にうつ病になってしまいます。
運動でストレス発散
これは最もオーソドックスなストレス発散方法ですね。キャバ嬢というお仕事は、基本的に席について接客をするお仕事ですので、運動不足になりがちなお仕事です。したがって、健康管理目的としても何らかの運動を定期的にするのがオススメです。
キャバ嬢の中には「とにかく稼ぎたい!」などと、休息もろくに取らず働く人がいますが、これをしてしまうと、体調不良や精神的な問題で逆に稼げなくなってしまうことが多いです。したがって、週に1日程度は休日とは別にヨガ教室のような運動を取り入れるのもオススメです。他にも最近では24時間営業のスポーツジムも多くありますので、仕事帰りにちょっとジムによるなどと言った事もオススメです。
自分なりのリラックス法を考える
非常に単純な手法ですが、意外と効果的なのに、これをやっている人は少ないようですね。例えば、家でゴロゴロしながらスマホしているからリラックスしていると思っているかもしれませんが、それはダラダラしているだけでリラックスしているうちに入りませんよ。
うつ病対策としてのリラックスとは、心を落ち着けることですので、例えば森林浴のために山歩きを趣味にするとか、瞑想をして頭の中を空っぽにするなどと言った手法がオススメです。特に山歩きなどは、運動も一緒にでき、綺麗な景色も見れるため、うつ病対策にはとても効果的だと思います。家でもできるようなリラックス法は、精神を落ち着かせるアロマを焚いて、半身浴するなどが良いと言われますね。
友達と遊ぶ
友人などと、思いっきり遊ぶこともストレス解消にはオススメです。遊び方は自由で、買い物でも、友人と食事でもカラオケでも何でも良く、アクティブに過ごせるもので楽しければOKだと思います。キャバ嬢は、夜遅くまでお酒を飲むことが多いので、前日のお酒が残ってしまい、休日は家で寝て過ごすなんて人も多いようですが、売れているキャバ嬢ほど休日はアクティブに過ごすと言われています。
これは、売れている人ほど自分の状態をよくわかっており、ストレス解消や、翌日からの活力を得る方法として『遊び』を使っているそうです。もちろん、ハメを外しすぎて余計に疲れてしまっては意味がないので、無理のない範囲でアクティブに過ごしましょう。
睡眠と食事に気を付ける
最後は、睡眠と食事です。キャバ嬢は夜型の生活になる人が多いため、栄養バランスが乱れてしまいがちです。さらに、日中明るい時間帯に寝なければならないため、他の家の生活音や明るさによって深く良い睡眠が取れなくて疲れが残る…なんて人が多いのです。この部分は、体調面以外にも精神的なうつ病に直結しますので、バランスの良い食事と質の良い睡眠がとれるように心がけてください。
忙しいから料理を作っている暇がない…料理が苦手…などと言った理由で栄養バランスが乱れている人は、サプリメントなどで必要な栄養素を補給するなど工夫が必要でしょう。また、睡眠に関しては、昼間でも光をさえぎってくれる遮光カーテンの導入や睡眠を助けてくれる音楽などもオススメです。それでもどうしても眠れない…という方は、一度病院に行き睡眠導入剤を処方してもらうなどしましょう。
この部分は、キャバ嬢の多くが無視しがちなのですが、本当に重要な要素です。キャバ嬢は体が資本のお仕事ですので、体調管理や睡眠管理は徹底的にやった方が絶対に稼げますよ!
まとめ
今回は、キャバ嬢に増加していると言われるうつ病に関して、その原因と対処法についてご紹介しました。本稿でもご紹介しているように、キャバ嬢のお仕事は座っているだけの楽なお仕事ではなく、大量にお酒を飲む必要がある、昼夜逆転の生活になるなど、肉体的にもかなりしんどいお仕事です。さらに、売り上げに関するプレッシャーや嫌なお客様でも笑顔で接客しなければならないなど、とてもストレスが溜まるお仕事だということを頭に入れておかなければいけません。
筆者個人の感覚では、一般のサラリーマンなどと比較しても圧倒的にうつ病になる可能性が高いと思うお仕事ですので、キャバ嬢として働くのであれば、ぜひ注意してほしいものです。一度うつ病になってしまうと、稼ぎたいと考えてもキャバ嬢として働けなくなってしまうなど、あなたの夢を諦めなければならない可能性まで出てきてしまいます。うつ病は、初期症状が出た時にできるだけ早く対処することがとても大切ですので、本稿でご紹介した対策方法を試してみてください!