キャバ嬢の当日欠勤について!当日欠勤をすると罰金をとられるってホント?
今回は、キャバ嬢さんが当日欠勤する場合について簡単に解説していきたいと思います。キャバクラなどに関わらず、どのようなお仕事だとしても、出勤予定だった人がその日になって突然「休みたい!」と言ってくれば、文句の一つも言いたくなるものですよね。
そして、キャバ嬢のような接客業に関しては、出勤する女の子の人数が、その日のお店の売り上げに直結する問題になることから、かなり厳しい目で見られてしまうことも多いです。実際に、自由出勤制がとられているキャバクラなどであっても、当日欠勤には罰金制度を設けているお店も多く、何度も当日欠勤をしてしまうと、普通にクビになってしまうと考えておいた方が良いです。ちなみに、キャバクラのような夜職では、自由出勤制や完全自由出勤制という勤務形態がありますが、この言葉から「出勤したい日だけ働けば良い」と考えてしまうような方もいます。しかし、これはシフトを組むときに、「出勤可能」と提出した日以外に出勤させられることがないという意味で、自分が働きたいと思った時に働けば良いというほど自由度はありません。
この記事では、キャバ嬢の当日欠勤に関しする基礎知識をご紹介していきます。
当日欠勤する場合のデメリットについて
それではまず、キャバ嬢として働いている方が、当日欠勤してしまった時のデメリットからご紹介していきましょう。当日欠勤に関しては、休まざるを得ないような理由も考えられますが、本来出勤するはずだった人が当日になって欠勤したいとなれば、お店側もかなり困ってしまうことになるので、当日欠勤が起こらないような対策が考えられています。
ここではまず、当日欠勤した場合に、お店側とキャスト側、双方にどのようなデメリットがあるのかを簡単に解説しておきます。
■お店側のデメリット
キャバ嬢の当日欠勤は、キャバ嬢だけでなくお店側にも以下のようなデメリットが考えられます。
- ・キャストが足りなくなり、お店が回りにくくなる
- ・他のキャストに、余計な負担がかかってしまう
- ・単純にその日の売り上げに悪影響が出る
■キャスト側のデメリット
当然、当日欠勤はキャスト側にもたくさんのデメリットが存在します。
- ・お店の制度によっては罰金をとられてしまう
- ・指名客がガッカリしてしまい、次の指名に悪影響が出る
- ・お店からの信用が下がる恐れがある
- ・フリー客との出会いの機会が減る
- ・何度も繰り返すとクビになる
このように、キャバ嬢の当日欠勤は、キャスト・お店双方にとって非常に多くのデメリットが存在すると考えましょう。「お休みで罰金なんて…」と悪徳店舗だと考えてしまう方もいますが、お店側も罰金など取りたいとは考えていないのでそこは勘違いしないでおきましょう。次項で、なぜ当日欠勤に罰金制度などが設けられているのかも簡単にご紹介しておきましょう。
当日欠勤に罰金制度がある理由は?
どのような業界だとしても、当日欠勤をされてしまうと困ってしまうのは同じことだと思います。しかし、当日欠勤に罰金制度があるような業界は夜職業界ぐらいですよね。
最近では減ってきたと言われますが、それでも多くのキャバクラ店では、当日欠勤をすると罰金のペナルティがあるケースが多いです。ちなみに、キャバクラ店の罰金に関しては、遅刻・当日欠勤・無断欠勤などと、その行いによって罰金の金額が異なる場合がほとんどです。
このような罰金制度をお店が作っている理由は、「キャバ嬢がお客様を呼ぶ業界」という特性上、その日に出勤するはずだった人間がいきなり来ないと決まれば、当日の売り上げが少なくなると考えられるからです。また、お客様には必ず女の子をつけなければいけませんし、代わりの子が見つからない場合、お店を回すのが非常に難しくなり、ボーイや他のキャストの負担が大きくなってしまうのです。
そのため、キャバクラ店は「簡単に休めると思ってほしくない」「何度も当欠をされると困るし」「他の子が真似をしないように」と言った考えのもと、ペナルティの制度を設けているのです。ただし、当日欠勤の場合、無条件で罰金を取るというような制度にはなっていません。人間ですから、体調を壊してしまったり、どうしても出勤できなくなるなんてことは考えられますので、「出勤する〇時間前までに連絡すればOK」と言った条件が設けられています。この場合、休んだ日の代わりに違う日に出勤するようにというルールになっている場合もあります。
このように、多くのキャバクラ店では、突然の体調不良や不幸ごとなど、どうしても当日欠勤しなければならない理由があれば、罰金などもなく認めてくれます。ちなみに、病院の診断書の提出などは求められると考えておきましょう。
当日欠勤の連絡はできるだけ早く
上述のように、「致し方ない理由」がある場合には、事前に連絡することで罰金を免れるという制度があるお店がほとんどです。例えば、インフルエンザなどにかかっているのに、罰金が嫌だからと出勤されてしまうと、お店側が困ってしまうことになりますよね。そのため、事前に連絡することでペナルティは免れることができると考えておきましょう。
なお、当日欠勤の連絡については「できるだけ早く、出勤できないと分かった時点」で『電話』を使って連絡するのがマナーだと考えておきましょう。お店側は、当日欠勤の子が生じた場合、代わりに出勤できる子を探さないといけませんし、欠勤することがわかるのは早ければ早い方が良いのです。直前に言われたとしても、代わりの子を見つけるのは難しいですよね。
なお、どうしても声を出せないというような状況であれば、お店のやりとりに使っているLINEなどで連絡すると良いでしょう。こういった感じに、きちんと事前に連絡しているのであれば、当日欠勤しても問題になるようなことはほとんどありません。ただし、毎月のように当日欠勤する…なんて場合、それが本当に何らかの理由があったとしても、お店の信用が下がってしまうと考えておきましょう。キャバクラで働く場合、可能な限り当日欠勤が生じないようにシフトを組むのがオススメですよ。キャバクラは、たくさん出勤する子が好まれる傾向にありますが、無理にシフトを入れて当日欠勤をしてしまうのなら、信用を下げるだけです。
まとめ
今回は、キャバクラでの当日欠勤に関する基礎知識に関してご紹介してきました。この記事でご紹介したように、多くのキャバクラでは当日欠勤に対して罰金などのペナルティ制度を作っているのは事実です。これは、出勤する女の子の数が、その日の売り上げに直結する業界ですので、簡単に休まれては困るという考えがあるからで、実際に。当日欠勤を繰り返すような人は、直ぐにシフトを入れてもらえなくなるでしょう。
ただし、当日欠勤の全てがペナルティの対象になるかというとそうではなく、体調不良や不幸ごとなど、致し方ない理由があれば、事前連絡をすることで普通に認めてもらうことができます。キャバクラのような夜職は、遅刻や当日欠勤、無断欠勤が絶対にNGというイメージがあると思うのですが、実際のところ、連絡さえすれば当日欠勤や遅刻を問題視するお店は少ないです。ただし、無断欠勤に関しては本当に厳しい業界ですので、絶対にしないようにしましょう。