キャバ嬢の接客スタイルの正解は？主な接客スタイルのメリット・デメリットをご紹介！

今回は、キャバ嬢の接客スタイルについて考えていきたいと思います。キャバクラで働いていると、日々いろいろな方が来店しますし、当然、接客する人によって最適なスタイルを選ぶ必要があります。しかし、キャバ嬢としてまだ働き始めて間もないような新人さんであれば、お客様によって上手に接客スタイルを変えるなどといった事は難しいものです。したがって、最初のうちは自分の得意な接客スタイルを構築し、それに合うお客様を確実に捕まえ、徐々に特異なお客様の範囲を広げていくようにするのが良いでしょう。たしかに、お店のナンバークラスの人気嬢となると、どのようなお客様でも上手にあしらっているように見えますが、実は、そんな人気キャストでも、苦手なお客様もいるものなのです。
一般的にキャバ嬢の接客スタイルは3つに分かれていると言われており、それは『色恋営業』『友達営業』『枕営業』です。名称を見れば、ある程度どのような接客スタイルなのか予想できるかもしれませんが、本稿では、それぞれのスタイルについて、その詳細とメリット・デメリットをご紹介していきます。
初めのうちは、このどれかのスタイルを完璧にできるよう頑張っているだけでも、それなりにお客様を掴むことができると思いますよ！

色恋営業のメリット・デメリット

色恋営業は、キャバ嬢の営業スタイルとして最もオーソドックスと言えるもので、多くのキャバ嬢さんがこれを使っているのではないでしょうか。このスタイルは、お客様との疑似恋愛を楽しむ営業方法ですので、キャバクラに来店するお客様の目的にも合いますし、新人さんからベテランキャバ嬢さんまで幅広い方がメインの接客方法としています。
最もベーシックな営業方法となりますので、メリットも多いですが、その反面デメリットもあります。

色恋営業の最も大きなメリットは、幅広いお客様に通用するスタイルということと、お客様との距離を詰めやすいので、指名獲得までが非常に速いということです。キャバクラに来店するお客様の多くは、疑似恋愛を楽しみに来る人が多いため、お客様の目的に最適なこのスタイルは、指名客獲得のためには非常に有効です。
しかし、その一方で、お客様との距離感の取り方が非常に難しく、いつの間にかお客様に本気と勘違いされていた…なんてことは珍しくありません。さらに、「落とすまでを楽しむ」というお客様も多いですので、すぐに飽きられてしまい、長続きしないのは大きなデメリットです。つまり、即効性は非常に高いのですが、太客としてつなぎとめるのが難しいため、常に新しいお客様を探さなければならないしんどさがあります。

友達営業のメリット・デメリット

こちらも、比較的多くのキャバ嬢が利用する営業スタイルで、まるで友達と接するように接客するものです。色恋営業は、疑似恋愛を楽しむものですが、こちらの友達営業は、普段の女友達と過ごしているような感じで、ノリで接客して盛り上げる感じですね。このスタイルに関しては、何よりもコミュニケーション能力の高さが必要で、その人のキャラによっては明らかに無理しているのがわかり、逆に引かれることもあります。
友達営業のメリットやデメリットは以下のようなことです。

友達営業は、キャラとコミュニケーション能力を活かせるため、若い世代のお客様はもちろん、比較的年配の方でも盛り上げやすいのがメリットです。また、友達のように接する営業スタイルのため、お客様との距離感もそこまで気にする必要がなく、色恋営業にありがちな「ストーカー被害」なども少ないので安心して働けるのが大きいと言えます。
しかし、その反面、お客様がキャストにはまっているわけではないため、来店頻度もそこまで高くないですし、一回に使うお金も少なめになるのが普通です。あくまでも長期間関係を保てるので、細く長く複数のお客様を維持しておきたいという人にはオススメの方法という訳ですね。
つまり、キャバ嬢としてストレスなく働いて、長く一定の稼ぎが欲しいという人であれば、友達営業でお客様を増やしていくのが最も賢い方法と言えます！

枕営業のメリット・デメリット

最後は、誰でも一度は聞いたことがある『枕営業』です。簡単に言うと、お客様と肉体関係を持って営業するというスタイルで、本来あまり好まれる営業方法ではないでしょう。お店の中には枕営業を禁止している所もありますし、何より、枕営業でお客様を獲得している場合、他のキャストから白い目で見られることも多いです。
一般的な枕営業のメリットとデメリットは以下のようなものです。

枕営業の最大の強みは、肉体関係を持つだけで、簡単に指名が取れますし、新人キャバ嬢でも楽に稼ぐことが出来る点です。肉体関係を持つだけで、指名が簡単にもらえたり、お店で大金を使ってくれるなどのメリットがあるので、一時的にナンバークラスまで駆け上がることも不可能ではありません。
しかし、肉体関係が終了すればお店に来ることもなくなりますし、飽きられてもあっさり切られてしまうので、次の月には売り上げが0に…なんてことも少なくありません。もちろん、お金のために自分の体を差し出すという意味ですので、それが精神的ストレスになり、やみがちになってしまう人も多いです。最悪の場合は、自分のポジションを維持するためだけに、どのような嫌なお客様でも関係を持つようになってしまい、完全にうつ病になってしまうこともあります。
なお、キャバクラは風俗店ではありませんので、自分おからだを売って売り上げを作っていることが噂になると、お店からの評価も下がりますし、他のキャストからも信用されなくなってしまいます。メリットは確かにありますが、個人的にはデメリットの方が大きく、あまりオススメ出来るスタイルではありません。

まとめ

今回は、キャバ嬢がお客様の接客をする際の営業スタイルについてご紹介しました。本稿でもご紹介したように、キャバ嬢の営業スタイルにはいくつかの種類が存在しており、それぞれにメリットとデメリットが存在しています。ただし、枕営業に関しては、メリットに対するデメリットが非常に大きいため、個人的にはあまりオススメ出来る物ではありません。
あなたがキャバ嬢として働こうと考えているのであれば、基本は色恋・友達営業で接客するようにしましょう。しかし、この二つに関しては、お客様との関係が「長く続きやすい」「飽きられやすい」という真逆の特徴があるため、キャバ嬢として稼ごうと考えた場合には、上手に使い分けていく必要があるでしょう。もちろん、来店するお客様がどのような人なのか？やあなたのキャラによって最適な営業スタイルも異なりますので、自分なりにカスタマイズしながら営業スタイルを確立してみてはいかがでしょうか！