キャバ嬢未経験者が疑問に思うあれこれ!面接に行く前に疑問を解消しておきましょう!
キャバ嬢というお仕事は、一昔前は水商売の代表と言えるようなお仕事で、あまり良いイメージを持たれる事が無かったものですね。しかし、近年では、テレビにキャバ嬢が特集されることも多くなり、若い女性の間では「将来なりたい仕事ランキング」で上位に入ってくるほどのお仕事になっています。そのため、現在ではキャバ嬢として働いていることを全く隠すことないという人が増加しています。
このような状況もありますし、女子大生がバイト感覚でキャバクラで働いてみたり、一般職に就職した人が、お給料に引かれキャバ嬢になるということも珍しくなくなっています。しかし、元々水商売の世界に縁がなかった人からすると、キャバクラ業界特有の噂話を聞いて、最初の一歩を踏み出せない人も多いのではないでしょうか?例えば、「キャバ嬢で稼ぐなら枕営業は当たり前!」や「露出が多いドレスを着るからタトゥーがあると働けない…」「お酒が飲めない人は全く稼げない…」などと言った話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
それでは、これらのキャバクラにまつわるイメージは正しいものなのでしょうか?本稿では、上記のようなキャバクラ業界で働いたことが無い人の多くが疑問に思っている噂話についてご紹介します!
お酒が飲めないとキャバ嬢になれない…稼げない…
キャバクラというお仕事は、お客様の横に座って、お酒や会話の相手をするお仕事になりますので、お酒が飲めないと雇ってもらえないという話は真実味がありますね。また、キャストがお客様から頂いたドリンクもお給料に反映しますので、飲めない人よりも飲める人の方が稼げるというのも正論だと思います。
それでは、実際にこのようなお話は本当なのでしょうか?以下で見ていきましょう。
■ お酒が飲めなくても雇ってはもらえる
結論から言ってしまいますが、「お酒が飲めない人でもキャバ嬢として雇ってもらうことは可能です。」ただし、お酒を飲めないということは、確実に弱点になりますので、それを補えるような『何か?』を見つける努力が必要になります。
お酒が飲めない人がキャバ嬢をやる場合、まず重要なのがお店探しです。中には「お酒が飲めない」ということで雇わないという判断を下すお店もありますので、求人情報などを見てお酒が飲めなくてもOKなどと記載されているお店に連絡してみましょう。もちろん、こいったお店でも、面接時に「お酒が飲めない」ということを伝えると良い顔するスタッフはあまりいませんが、面接に受かるために「多少は飲める」などとウソをつくと、後々困るのは自分ですので、はっきりと飲めないといっておいた方が良いですよ。これを伝えることで、接客時にお酒と偽って普通のソフトドリンクに差し替えてくれるフェイクドリンクで対応してくれることになります。ただし、フェイクドリンクが用意できるお酒は限定されるので、事前に確認しておく必要がありますよ。また、お酒が飲めないと他のキャストから悪口を言われたり、お客様からも嫌な事を言われる事も珍しくないので、その辺は覚悟しておきましょう。
■ お店探しはしっかり行いましょう
お酒が飲めなくても働きやすく、且つ稼げるようになる為には、お店選びが非常に重要です!
多くの人がお仕事を探す時には求人掲載を見ると思いますが、お酒が飲めなくても雇ってもらえるお店は、「ソフトドリンク可」「お酒飲めなくてもオッケー」という記載があると思います。基本的にキャバクラなどの水商売関係の求人は信用しすぎてはダメなのが基本ですが、お酒に関してのこの記載は大体信用してもいいでしょう。実際にメールや電話から問い合わせる時点でお酒が飲めない事を伝えておけば、更に安心です。
さらに、実際の面接時に、接客時はノンアルコールのフェイクドリンクで対応してもらえるかもはっきりしておくようにしましょう。フェイクしてもらえるお店なら、お酒が飲めないと伝えてもそこまで嫌がられることはありませんし、周りの女の子もお酒の飲めない子が普通にいたりするので、キャスト同士の関係も良好になります。
キャバ嬢とタトゥーの関係について
最近では、ファッション感覚でタトゥーを入れているという人が増加していますね。世間でも賛否両論あるように、タトゥーに関してあまり良いイメージを持っていない人も多く、温泉やプールなどの公共施設では利用を断られることがあります。では、キャバクラでは、ファッションの一部として認められるのでしょうか?特にキャバ嬢であれば、露出の多いキャバドレスでお客様の前に出ますので、タトゥーを入れている場所によっては、目に入ることもあります。
以下で、キャバ嬢とタトゥーの関係性を見ていきましょう。
■ タトゥーへの対応はお店によって異なる
結論から言うとキャバ嬢はタトゥーが入っていても働くことは可能です。
しかし、お店によってルールは様々で、タトゥーを全く気にしないお店もあれば、隠せればオッケーというお店、完全にタトゥーはNGというお店もあります。もしタトゥーが入っている場合は、問合せの電話の時点でタトゥーが入っていてもオッケーか聞いておくといいでしょう。
ただ、お店がタトゥーに寛容でもお客様の中には「タトゥーのある子は席につけないで」という方もいらっしゃいます。タトゥー有りで働けたとしても、接客の機会が減ってしまう可能性があるということは覚えておきましょう。
■ タトゥーの隠し方は考えておいて
タトゥーがOKのお店でも、ほとんどの場合は「できるだけ隠してください」と言われると思います。したがって、お客様の接客をする場合に、タトゥーのある場所に応じて隠す方法を知っておくと安心です。
例えば足に入れている場合は黒いストッキングやロングドレスで隠せますし、腕や手の甲など目に入り易い場所にあるならタトゥー隠し専用のファンデやシートなどを使っても良いでしょう。ドレス以外の衣装でもいいお店ならキャバスーツを着るのが隠しやすいですよ。
■ 接客時の注意点
タトゥー有りの子がキャバクラで働くには、一つだけ気をつけたいことがあります。それはお客様にタトゥーがあることを話してしまう事です。
お客様との仲が良くなってくると少し踏み込んだ話をすることもあると思いますが、タトゥーに関しては隠しておいた方が無難でしょう。最初に書いた通り、タトゥーは世間的にあまり良い印象を持たれないからです。
タトゥーが入っていると分かった途端に豹変するお客様もいらっしゃいます。例えお客様にひっそりとタトゥーが入っていたとしても、「私も入ってるんだ~!」なんてことは言わないようにしましょうね。理不尽ですが、男性は良くても女性のタトゥーは許せないなんて方もいらっしゃるのです。
キャバ嬢は枕営業が当たり前?
キャバ嬢の中には、売り上げをあげるために枕営業を行う人がいるということは事実です。それでは、全てのキャバ嬢が枕営業をしているものなのでしょうか?これは、もちろん違って、中には枕営業を嫌悪して、枕営業をするキャストと対立するような人もいるようです。基本的に、キャバ嬢によって『アリ』と考える人と『ナシ』と考える人、完全に分かれる問題ですので、以下でキャバ嬢と枕営業の関係性についてご紹介しておきます。
■ お店から見た枕営業について
基本的にですが、普通のお店なら「枕営業はナシ!」の意見を持っていることがほとんどです。これは、お店のキャストに積極的に「枕営業をやれ」と言ってしまうと、実際に枕営業でお客様とトラブルになった時、お店もそのトラブルに巻き込まれることになるからです。もちろん、女性を道具として扱うなどと言ったうわさも広がりますし、イメージの悪化によってお店の売り上げも悪くなる恐れがあるという理由も大きいです。
しかし、お店によっては、トークが苦手…コミュニケーションが下手…などと言った売り上げをのばせていない子に対し、「本当にしちゃダメだけど枕できる雰囲気で売上伸ばしていこう」などと枕営業を進めて来る場合もあると言われます。この場合でも、お店の指示に従う必要はありませんが、指示に従わずにいて売り上げが伸ばせないのであれば、どんどん立場が悪くなると思います。
■ キャバ嬢から見た枕営業について
枕営業がアリと考えているキャストは「それを武器にして売上伸ばそうとしているなら良い」という意見がほとんどですね。これは、何もしないでお茶ばかりの子よりも、売上を出す努力をしてお店に貢献しているのだからアリということですね。
キャバ嬢はそれぞれにトークが上手い、可愛い、駆け引きが上手いなどの武器を持っていますが、枕営業をする子は『自分の体』を武器にしているということです。枕営業にはデメリットが非常に多いですが、それを理解した上でなら枕営業をしても立派な営業と考えるようです。
逆に枕営業がナシと考える子は、在籍店の他の子が枕営業をしていたりして迷惑になっている子が多いです。
「あの子はヤラせてくれたよ」言われるのが大きなストレスになる、トーク力を上げる努力をしないで枕営業するのは違うという意見が多数です。特に「他の子はヤラせてくれた」系のことを、枕営業していない子が言われるのは大きなストレスで、枕営業をしている子のお客様の質はお世辞にも良いとは言えない事からも、ちゃんと説明してもしつこく「ヤラせて」と言われることがあるそうです。そういったお客様は、枕営業をしないということで、キャストを無駄に怒ってしまうことなどがあり、迷惑するキャストも少なくないのです。
このように枕営業はお店や他の女の子達のイメージを悪くする可能性があり、迷惑がかかってしまうので、枕営業は絶対ナシ!という子も多いのです。
まとめ
今回は、キャバクラ未経験の女性が、噂話をもとにして疑問に思うことが多い事柄についてご紹介しました。基本的に「火のないところに煙は立たず」の状態で、どの噂話も全くのウソとは言えない話ではあります。しかし、キャバクラの用の水商売のお店は「●●だから雇わない!」などと、全てのお店が門前払いにするような条件は基本ナイト思っておけば良いでしょう。例えば、普通は水商売では働けないような太った女性であっても、近年は『デブ専』をコンセプトとしたキャバクラが登場しているように、自分に合ったお店さえ探せば稼ぐことも不可能なことではないのです。
水商売を諦める人は「●●な私はどうせダメ…」と、勝手に自分で判断してしまいがちですが、自分でダメだと思っていることが武器になる可能性がある業界ですので、いろいろ探してみるべきだと思いますよ!