新人キャバ嬢が稼ぐにはドリンクから!知っておきたいドリンク交渉術と注意点
夜の仕事を始めてまだ間もない新人キャバ嬢であれば、ほとんどの場合、なかなか指名が取れず頭を悩ませてしまうということが少なくありません。周囲の売れっ子キャバ嬢などを見てみれば、いとも簡単に指名を取っているし、なんで自分亜h指名が取れないのだろうとネガティブになってしまうことも多いかもしれませんね。しかし、指名をバンバンとる売れっ子キャバ嬢であっても、それは日々、営業方法に磨きをかけた結果によるものですので、当たり前のごとく、自分に最適な指名の取り方などを見つけるには時間がかかるものなのです。
しかし、そうは言っても高時給が発生するキャバ嬢ですから、何の売り上げにも貢献できない状態ではお店からのプレッシャーもどんどん強くなり、働きにくくなってしまうことや、仕事に出ることで精神的なストレスを抱えてしまうことも少なくないでしょう。そこで、そんな場合は、指名を取る事だけに拘らず、少しハードルの低いドリンクオーダーからお願いしてみるのが、プレッシャーを回避するオススメな方法です。
本稿では、新人キャバ嬢が売り上げをあげるために、上手なドリンクのおねだり方法やその注意点についてご紹介したいと思います!
新人キャバ嬢になぜドリンクが重要なのか?
まず、夜のお店の経験が少ないキャバ嬢にとって「なぜドリンクオーダーが重要になるのか?」について簡単にご紹介しましょう。キャバ嬢として働くのであれば、もちろん、多くの指名が獲得できるようにならなければ、『稼げる』キャバ嬢になるのは難しいです。しかし、夜のお仕事に関して右も左も分からないような女性であれば、毎日順調に指名を獲得することなど難しいものです。そうなると、お店からのプレッシャーも強くなりますし、お給料面もあまりよくなく生活まで難しくなることが考えれるのです。
そこで、新人キャバ嬢の間は、積極的にドリンクオーダーを頂けるよう努力しましょう。ほとんどのキャバクラでは、『ドリンクバック』というシステムが作られており、ドリンクオーダーが入ると、キャバ嬢の売り上げにもつながるのです。ドリンクバックは、お客様が自分で飲むドリンク以外に、キャストのドリンクをオーダーした場合、そのキャストに時給以外のインセンティブが入るという仕組みで、新人キャバ嬢の間はお店の売り上げを作る、自分のお給料を稼ぐ両面で非常に重要なものとなります。
当たり前ですが、何も言わなくても勝手にキャストのドリンクを頼んでくれるお客様などごくわずかですので、ここでキャバ嬢の接客方法の修行をするという意味でもとても大切ですよ。最初は、指名獲得のハードルが高く見えても、上手にドリンクオーダーが取れるようになってくれば、その流れで意外と簡単に指名も取れるようになったというキャバ嬢は多いものですよ!
自分のお給料、接客技術の向上のためにも、最初はドリンクオーダーを積極的に取れるように頑張りましょう!
上手にとリンクをおねだりするタイミングは?
それでは、お客様にドリンクをおねだりするときのタイミングから考えてみましょう。当たり前ですが、席についていきなりドリンクのおねだりをするなんて行為はもっての外ですよ。これは、お客様からすれば「自分との会話よりも目先のお金(ドリンクバック)が欲しいのか!」と不快感しか与えない行動です。お客様にドリンクをおねだりする時には、きちんとタイミングを考えて、お客様も気分よくドリンクをオーダーできるように気を付けるのが、出来るキャバ嬢になるために重要です。
席が盛り上がってお客様も楽しいと感じている時
ドリンクをおねだりする最高のタイミングがこれでしょう。あなたが接客していることにより、会話が盛り上がって、明らかに自分の事を気に入ってもらえていると判断できるときは、お客様も気分よくドリンクを出してくれることが多いです。したって、何より重要なのは、お客様を楽しませるということとなり、お客様をよく観察して席を盛り上げるように心がけましょう。
席についた習慣に「何か飲んでもいいですか?」なんて失礼な対応をしてはダメですよ。席についてすぐにドリンクを出してくれるお客様は、基本的に向こうから「何か飲む?」といってくれますので、しばらくは様子を見て席を盛り上げましょう。
ゲームを利用してドリンクをゲット
これは、少し卑怯な方法と思えるかもしれませんが、キャバクラでは非常に有効な方法です。お酒の席を盛り上げるには、様々なゲームが欠かせないもので、その罰ゲームとしてドリンクをオーダーすると、違和感もなく頼めますし、何度も頼める分単価も上がります。このゲームを利用する方法は、複数人で来店しているグループ客には特に有効で、大勢で一緒に盛り上がることができますし、複数人であれば、お金のことを気にせず、ガンガンドリンクが出るということも多いです。ただし、いくら盛り上がるにしても、周囲の席に迷惑がかかるような盛り上げ方はNGですよ。
他のキャストにドリンクが出た時はチャンス
キャバクラで接客を行う時、他のキャストと同じ席につくことも少なくありません。それぞれに接客するお客様がいて、他のキャストにドリンクが出た時は、自分も頂けるチャンスです。もちろん、自分が接客しているお客様も楽しめていることが前提となります。
また、逆に他のキャストと席を同じくしている時、自分が先にドリンクを頂けたら、さりげなく他のキャストにも振って上げると良いですよ。キャバ嬢として稼ぐ場合、他のキャストとの協力は欠かせないものです。
ドリンクオーダーの注意点
お客様から上手にドリンクを頂くタイミングは上記のような感じです。簡単に言うと『盛り上がっていればドリンクはもらえる』という感じですが、ドリンクを頂けるほど盛り上げるのが難しいのも事実です。さらに、ドリンクをおねだりするときに注意しなければならないポイントもいくつかあります。当たり前ですが、お客様がキャストにドリンクを出す場合、そのお金をお客様が支払うということです。自分の売上ばかり気にして、お客様の顔色も確認せずにおねだりばかりすると、お客様を不愉快にさせるどころか怒らせてします可能性もあると覚えておきましょう。
一般的に、キャバ嬢が覚えておきたいドリンクオーダー時の注意点をいくつかご紹介しておきます。お客様を怒らせてしまうキャストは、お店からの信用も無くしますので、最低でも以下の注意点は頭に入れておきましょう。
しつこくおねだりをしない
ドリンクをおねだりしたときに、一度きっぱりと断られた場合は、その後粘ってもドリンクを出してくれることは少ないので素直に引き下がりましょう。意地になって粘ってお客様にドリンクを出してもらえたとしても、お客様も良い気分がしませんし、先につながりません。断られたことで多少の気まずさがあるかもしれませんが、それを感じさせず楽しませるのがプロのキャバ嬢です。
ただし、「どうしようかな~」などと含みを持たせる感じであれば、キャバ嬢との駆け引きを楽しみたいタイプの可能性が高いので、少しキャラ出ない人でもテンションを高く「飲みたーい!」とねだってみるのも良いでしょう。こういったタイプは、明るく押すことで「しょうがないな~」と気分よくドリンクを出してくれる人も多いです。
出してくれるからと大量に飲まない
ドリンクを気前よく出してくれるお客様だとしても、それをいいことに1セットで何杯も立て続けに頼むことはやめましょう。お客様も引いてしまいますし、先につながらないことが多いです。
もちろん、ゲームの罰ゲームや飲み比べといった場合には問題ないのですが、そういった事もなく普通のお客様の接客時は、お客様のペースより少し遅いぐらいに合わせるのがベターです。
キープボトルがあるお客様なら一緒にいただく
キープボトルをしているお客様から「何か飲んだら?」といっていただいた場合、「このボトルを一緒にもらっていいですか?」というのが好感度バツグンです。キープボトルは高いというイメージがあるかもしれませんが、実は、何杯もドリンクを出してもらうより、ボトルの方がよっぽど安くつくのです。
万が一キープしている焼酎やウイスキーが飲めないのであれば、お客様に飲めないことを伝えたうえで「ういぅきーが飲めないのでカクテルを頂いても良いですか?」と断りを入れたうえで頼みましょう。こうすることで、お客様のことをきちんと考えるキャバ嬢だと評価もグンッと上がると思いますよ。
まとめ
今回は、新人キャバ嬢のために、上手なドリンクのおねだり方法や、お客様にドリンクをおねだりするときに注意しておかなければならないポイントについてご紹介してきました。新人キャバ嬢の間は、基本的にフリー客の相手をすることになり、夜のお店の経験がない人であれば、なかなか指名が取れず悩んでしまう人が少なくありません。今まで、業界を経験していないわけですから、そう簡単に指名が取れないのも当たり前なのですが、キャバクラはのんびりと仕事を覚えていけば良いというお仕事ではなく、出来るだけ早く戦力になることが求められます。したがって、指名が取れない…売り上げが上がらない…と凹んでいたのでは無駄に時間を過ごしてしまうことになるのです。
そんな時には、まずドリンクを上手におねだりできることから始めましょう。ドリンクのおねだりは、指名と比較するとハードルもかなり低く、意外とお客様も入れてくれるものなのです。ドリンクは、お店の売り上げにもなり、インセンティブももらえるものですのではじめのうちはお給料を稼ぐための大切なポイントとなるものです。
さらに、ここでお客様の観察をすることや、盛り上げ方を勉強することが、将来の稼げるキャバ嬢への近道となると思いますよ!