新人キャバ嬢さんが悩むことが多いポイントとその対策について!
どのような仕事をするにしても、社会人であれば多かれ少なかれ何らかの悩みを抱えてしまうものです。しかし、その悩みを解決することができなければ、心を病んでしまい、退職にまで追い込まれてしまうなんてことも考えられます。
特に、キャバクラなどの夜職となると、今までの仕事とは勝手が全く異なることから、新人キャバ嬢さんが抱えてしまう悩みは意外に多いのです。さらに、キャバ嬢の世界は、一緒に働く同僚キャストは、単なる仲間というわけではなく、ライバル関係になってしまうということもあり、なかなか悩みを相談する相手が見つからず、「しんどいから辞めてしまうかな…」という結論に至ってしまう方が多いと言われています。
ここで忘れてほしくないのは、あなたが真剣に悩んでいるのは分かりますが、その悩みはほとんどすべてのキャバ嬢さんが抱えるものだと考えなければいけません。そして、長く続けているキャバ嬢さんたちは、その悩みに立ち向かっていったからこそ、稼げるキャバ嬢になっているのです。
そこでこの記事では、新人キャバ嬢さんが抱えてしまうことが多い、代表的な悩みやその解決法についてご紹介します。
会話が盛り上がらない…
新人キャバ嬢さんに質問した場合、「初対面のお客様と会話が盛り上がらない…」という悩みをあげる方が最も多いと思います。これは、一般の方でも同じだと思うのですが、初対面の人との会話が苦手という方は多いと思います。
キャバ嬢さんのお仕事は、お客様の横に座ってトークのみで場を盛り上げることです。しかし、接客するお客様全てが、自分と相性が良いなんてことはなく、席に着いた瞬間に「この人苦手化も…」なんて感じる瞬間も珍しくないのです。もちろん、中には気の合うお客様がいて、会話がとても盛り上がるなんてこともありますが、新人さんの間は会話をしてもイマイチ盛り上がらない…なんて場合の方が多いと思っておきましょう。
このように、キャバ嬢を始めたのに、最も大切な仕事である、接客で躓いてしまうと「キャバ嬢に向いていないかも…」などと、出勤することすら嫌になってしまう…なんて方が多いです。はっきり言っておきますが、この状況はあなただけではなく、ほぼすべてのキャバ嬢が抱える悩みなので、徐々に慣れていけば良いのですよ!
解決策について…
新人キャバ嬢さんがすぐに辞めてしまう理由で最も多いのが「うまく会話ができない…」というものです。
しかし、この悩みに関してはある意味当然のことだと考えるのが良いです。上述したように、一般の方でも初対面の人との会話が苦手という方が多いように、「初対面で盛り上げろ」というのがそもそも無理難題な訳です。したがって、長くキャバ嬢を続けていこうと考えるのであれば、根本的な考え方を変えるのが早いです。
例えば、「席に着いた全てのお客様を盛り上げて、自分に振り向かせるなんて無理!」だという考えは持っておいた方が良いですよ。正直な話、こういった心持一つで、接客する時の気持ちはかなり楽になるはずです。キャバクラのお仕事は、人と人の関係ですので、どうしても馬が合わないお客様はいるものです。これはナンバークラスのキャバ嬢でも同じです。
キャバ嬢としての接客の数をこなしていれば、必ずあなたを気に入ってくれるお客様が現れます。無理に肩肘張らなくても、自然と会話が盛り上がる人がいるはずですので、ゆったりと構えながらトークの練習をして行けば全く問題ないと考えておきましょう。
他のキャストとの人間関係…
キャバクラでは、人間関係で悩んでしまう方も少なくありません。例えば、店長やボーイさんなどとウマが合わない…、同僚キャストとうまくやれない…、後輩の方が自分よりも稼ぐ…など、人間関係で塞ぎこんでしまうキャバ嬢さんは非常に多いです。
キャバクラの求人情報では「派閥などないお店」などと言った事がわざわざアピールされるように、その内情はかなりギスギスしていると考えておいた方が良いです。したがって、お客様とうまくやるだけでなく、本来一緒に頑張っていくはずの同僚と競い合わなければならないことが悩みの種となってしまい、仕事がいやになる人がいるのです。
解決策について…
キャバクラでの人間関係を良くするためにはいくつかのコツがあります。例えば、ことわざで「触らぬ神に祟りなし」などという言葉がありますが、キャバ嬢として働く場合、この考えは捨てた方が良いです。
人間誰でも、波長が合わない苦手なタイプの人がいるもので、そういった苦手な人とはできるだけ関わらないようにする…というのが普通ですね。しかし、キャバクラの世界では、こういった考えは「協調性がない嬢」とレッテルを貼られてしまう危険があるのです。
これを避けるためには、バックヤードなどで先輩キャストなどと接する際、お客様に接客するようなスタンスでいるのが大切です。キャバクラで人間関係をうまく回すには、接客時だけ頑張るのではなく、待機中も含めて勤務中は常に気を張っていなければいけません。
例えば、先輩が「今日は寒い…」なんてあなたの横で独り言を言った場合、普通なら「自分に話しかけたのではない」などとスルーしてしまうことでしょう。しかし、こういった場合に「本当に今日は寒いですよね!私はインナー二枚重ねしてます!」なんて感じに、あえて会話を拾うようにすれば、そこから仲良くなることも可能でしょう。
このように、人間関係を良くしていこうと思えば、あえて自分から関係性を築いていけるような対応をしておくのがオススメです。
営業メールが面倒…
一般的な仕事であれば、退勤すればそこからプライベートな時間で、自分のやりたいことをすれば良いですね。しかしキャバ嬢をする場合、そういうわけにはいかないのです。
キャバクラでは、お店にお客様を呼ぶことがキャバ嬢の仕事とされており、勤務時間外でも営業メールなどを送らなければいけないのです。ちなみに、こういった営業メールに関しては、時給も発生しませんし、電話代なども全て自腹です。もちろん、こういった影の努力が来店につながった場合、大きな収入としてかえってくる来ますので、どのキャバ嬢さんも基本営業を頑張っています。
しかし、新人キャバ嬢さんのうちは、なんでプライベートの時間まで無休で仕事をしなきゃいけないの…と不満に感じてしまう訳です。例えば、友達と遊んでいる時でも、お客様からメールが来れば返さなければいけませんし、「自分には自由な時間がないの…」と悩んでしまう方がいるのです。
解決策について…
キャバ嬢の仕事を続ける限りは、こういった営業メールを完全になくすことはできないと考えた方が良いですよ。
少しでも営業メールを減らそうと思えば、「昼職と掛け持ちしている…」などとお客様に説明しておき、日中は忙しいからなかなか連絡できないと思わせるのが一つの手です。さらに、何らかの目標をかなえるためにWワークで頑張っているなどと説明すれば、それを支援しようと来店回数を増やしてくれるような方もいますので意外に使える方法です。
ただし、全てのお客様にこれが通用するわけではなく、きちんと稼いでいこうと思えば、お客様と密に連絡を取り、来店につなげることも大切です。この営業メールに関しては、正直な話、キャバ嬢の宿命を考えておいた方が良いと筆者は思います。
まとめ
今回は、新人キャバ嬢さんが抱えてしまうことが多い、代表的な悩みとその解決法をご紹介してきました。キャバ嬢のお仕事は、キレイなドレスを着て、紳士的なオジサマとお話ししているだけで高収入が得られる素晴らしい仕事と考えている方も多いです。しかし実際には、この記事でご紹介したような悩みを抱えてしまい、すぐに辞めてしまうような人も少なく無いのです。
キャバ嬢として稼いでいこうと考えた場合、こういった初期に抱える悩みをどうにかして解決していかなければいけないと考えておきましょう。これを乗り越えれば、他の仕事では得られない高額な収入を手に入れることも可能になるはずです!