高時給のはずが失敗例も…キャバクラに罰金ってあるの?
キャバクラにもある罰金
罰金とは
罰金は刑法に定められている刑罰の一種である。法律上は後述の行政上の秩序罰(過料、課徴金、過怠金、重加算税、道路交通法上の反則金や放置違反金などの行政制裁)と区別される
キャバクラにおける罰金はこのような刑罰とは別でお店の定めたルールを違反することに対してかかるもので、お店によって基準は少しずつことなります。高時給をうたって入店してみると規則が厳しく罰金まみれで結局稼げなかったなんてこともありますので、体験入店時や面接時にしっかり確認して基準や金額など明確にしておきましょう。
主な罰金の種類は遅刻罰金、当日欠勤(当欠)、無断欠勤(無欠)などがあり、お店によってはノルマ未達にたいしての罰金が課されるもあります。
キャバクラの罰金の種類ってなにがあるの?
遅刻罰金
遅刻をすると発生する罰金です。金額や何分単位で計算するかは店舗毎によって様々で、理由によって金額が変わるお店もあります。
初回から毎回罰金を取るキャバクラもあれば、遅刻常習犯に対して規則順守を促すために罰金を取るキャバクラもあります。
当日欠勤罰金
当欠ともいいます。
当日欠勤した場合に発生する罰金ですが当日の指定時間までに前もって連絡すれば、当欠扱いにならというお店もあれば前日までにシフト変更を伝えなければ罰金が発生するキャバクラもあります。
無断欠勤罰金
無欠ともいいます。
いわゆるブッチ。連絡せずに欠勤した場合に発生する罰金です。略して無欠というお店もあります。もっとも高額な金額設定された罰金であることが多く、額よりお店の信用を失う事の方が痛手で付け回しに影響が出たりすることもあります。
罰金とられないようにするには?
遅刻罰金を回避する方法
遅刻をしなければOKです。Wワークのキャバ嬢さんだと昼のお仕事の関係で遅刻してしまう事やヘアメイクが混んでいて予期せぬ遅刻を強いられることも….
面接時にイレギュラーな遅刻に対するお店の理解度を確認すること、また必ず遅れると分かった時にお店に入れるようにしましょう。
当日欠勤罰金を回避する方法
お店に体調不良で欠勤する場合は病院の診断書があれば免除してくれる場合や熱のある時は、時間の分かるものと合わせて体温計の写メを送ると免除してくれるお店もあります。休んだ分を別日に出勤すると伝えたり、別の女の子とのシフト交代で免除してもらえるキャバクラもあります。
いづれにしても分かった時点でお店に連絡しましょう。
無断欠勤罰金を回避する方法
無欠に関してはなんとも言いようがありません。
どこの世界でもどんな会社でもどんなお店でも音信不通でお休みすることを許してくれる勤務先はありません。
社会人として連絡くらいは入れましょう。
その他の罰金について
お店によっては罰金は遅刻やお休みだけに課されるものではありません。
指名本数や売り上げ、同伴回数などにノルマが設定されているお店があり、そのノルマが達成できない場合に課される罰金もキャバクラでは少なくありません。
その他にも以下のような罰金を取るお店もあります。
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同伴罰金
月に課された同伴ノルマ件数が達成されなかった場合
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売上罰金
月に課された売上ノルマ件数が達成されなかった場合
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ノーセット罰金
セットに行かずそのまま出勤してきた際に課される罰金
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ミーティング罰金
お店のミーティングや決起集会に参加しなかった場合の罰金
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出勤日数罰金
お店と決めた月の出勤数が達成されなかった場合
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社内恋愛罰金
お店のボーイさんや関係者などとの恋愛が発覚した場合、基本は解雇とセットです。
まとめ
今回は、キャバクラでよくある罰金について紹介しました。
出勤に関しての罰金は、出勤すれば課されることはありませんし、遅刻も無ければ罰金なんてありません。
しかし、遅刻の場合はWワークのお昼の仕事の都合・体調などによりやむを得ず遅刻してしまう場合もあります。そんな時はできるだけ早くしっかり説明できるようにすることで罰金回避となる可能性もありますので無断欠勤や無断での遅刻は極力避けるようにしましょう。
また、ノルマによる罰金に関してはお店によって設けていないところもありますし、そのノルマ自体が達成できるはずもない数字で罰金による時給引き下げが目的の悪質なお店もあります。
罰金やノルマはお店によって全く異なる基準となりますので面接時や体験入店時にかならず確認し、自分に合ったお店選びをするようにしましょう。