30代でも稼げるキャバクラがある？最近耳にするようになってきた『姉キャバ』の特徴
キャバ嬢の仕事と聞くと、十代後半から二十代中盤までの比較的若い子たちばかりが働いているお店で、接客スタイルもノリの良さを前面に出しているケースが多いと考えている方が多いですよね。そして、実際にこういったイメージはあながち間違いではなく、キャバクラのお仕事は若さが非常に強い武器になると言われているのです。例えば、最近ではすでに引退した元伝説的なキャバ嬢さんがテレビなどに出演する機会が増えていますが、「引退した」と言われている人なのに、まだまだ全然若い女性で驚いたという経験がある人も多いのではないでしょうか？
実は、キャバ嬢の世界は、25歳ぐらいを境に徐々に稼ぎにくくなると言われていて、二十代後半になると、昔のようにバリバリ稼げなくて他の業界に移籍してしまうようになると言われているのです。そのため、引退したキャバ嬢さんなどがセクキャバなどで稼ぐようになっているという話を近年よく聞くようになっているのです。
ただし、ここ数年、キャバクラ業界に『姉キャバ』と呼ばれるジャンルが登場してきたことで、キャバ嬢も息の長い活躍ができるようになってきたと言われています。そこでこの記事では、最近よく耳にするようになってきた姉キャバについて、これがどういったお店なのかを簡単にご紹介しておきます。
姉キャバとは？
それではまず、姉キャバの基礎知識として、普通のキャバクラと何が異なるのかをご紹介していきましょう。姉キャバに関しては、キャバクラのシステムを考えた場合、一般のお店と何ら変わりないと考えても構いません。要は、キャバクラ店のコンセプトの一つであり、一般的なキャバクラで働いているキャバ嬢さんより、ちょっとだけお姉さんが働いていることから『姉キャバ』と呼ばれているのです。上述したように、キャバ嬢と言うのは、十代後半～二十代中盤までの女性が多いのですが、姉キャバの場合は、基本的にアラサーの女性がキャストとして働いているわけです。なお、アラサーと言っても、下は25歳ぐらいから働いていますので、本当に、一般のキャバクラよりもほんの少しだけ年齢層が上のキャストが働いているだけです。最近では、熟女キャバクラなんてジャンルもありますが、姉キャバはちょうど中間に位置すると考えましょう。
なお、姉キャバでも、お店によって働いている女性の年齢層はさまざまです。
- ●25歳～30歳までの女性が中心に働いている
- ●30歳～35歳までの女性が中心に働いている
このように、お店のコンセプトによって働いているキャストの年齢を絞っている感じです。基本的には、25歳を過ぎて一般のキャバクラでは稼ぎにくくなってきたキャバ嬢が姉キャバに移籍したり、OLさんなどがWワークとして働くことが多いようです。と言うのも、一般のキャバクラよりも落ち着いた雰囲気の接客になるので、Wワークの負担も少ないようですね。
姉キャバが向いている人の条件
姉キャバは、一般のキャバクラよりも年齢層が高い女性が働いているというお店です。つまり、若い女性の明るくノリの良い接客ではなく、落ち着いて飲みたいと考えるような方がお客様としてくると考えておきましょう。
こう考えると、姉キャバで働くことが向いていると考えられる女性についてもある程度予想できますよね。要は、通常のキャバクラのように、ギラギラした雰囲気やノリが苦手…と言う方でも、落ち着いた雰囲気で接客できれば、キャバ嬢としてやっていけるのが姉キャバと言うお店なのです。
キャバ嬢として稼ぎたいと考えたとしても、アラサー世代になると、20歳そこそこのキャストのノリについていくのも厳しいですし、何より無理矢理若作りしないとお店で浮いてしまうものです。
したがって、以下のような方は姉キャバの方が向いていると言えますので、一度姉キャバに体験入店してみるのも良いのではないでしょうか。
- ・ノリではなく、落ち着いた接客をするようになった
- ・ミニワンピのドレスを選ばなくなった
- ・仕草や話し方が大人っぽい
- ・包容力がある
姉キャバは、お客様も「ノリによる接客が苦手」「落ち着いて飲みたい」と考えていますので、上記のような人が稼げる業界と言えます。
姉キャバの注意点
それでは最後に、実際に姉キャバで働いてみようかなと考えている方に向け、姉キャバに存在する注意点をいくつかご紹介しておきます。
①接客態度
上述しているように、姉キャバは来店するお客様も、落ち着いて飲みたいと考えている方が多いです。
したがって、通常のキャバクラのように、とにかく騒いで盛り上げたり、自分の話ばかりをして盛り上げるなんて接客では、お客様から人気を得ることができないのです。もちろん、姉キャバでもワイワイする場面が一切ないということはありませんが、通常のキャバクラ以上に、お客様が何を求めているのかをしっかりと見極めることが大切になります。
若いキャバ嬢であればノリの接客一辺倒でも通用したかもしれませんが、姉キャバは空気を呼んだ臨機応変な接客が大切になります。
②話し方
若いキャバ嬢の中には、とても接客業とは考えられないような話し方をする人が多いです。もちろん、それはキャバ嬢だから認められているのですが、本来は若いキャバ嬢でもお勧めしませんよ。
そして姉キャバは、年齢層が高く、落ち着いた雰囲気と言うのがお店の売りですので、話し方や話す内容に関しても、通常のキャバ嬢とはかなり異なります。例えば、若者言葉が癖づいている、敬語が上手く使えないなんて方は、姉キャバには向いていないと考えておいた方が良いですよ。
姉キャバで働く場合、しっかりと美しい日本語を意識しなくても話せるようになるのがオススメです。また話す内容に関しても、少し難しい話が多くなるので、日頃から情報を収集しておくのがオススメです。
まとめ
今回は、キャバクラ業界でよく耳にするようになってきた姉キャバについてご紹介してきました。姉キャバは、仕事内容に関してはキャバ嬢と変わりはないのですが、通常のキャバクラよりも働いているキャストの年齢層が少し高いというのがコンセプトになっています。
キャバクラは、若い女性ほどモテると言われるのですが、騒がしいノリを嫌う男性客と言うのも意外に少なくないので、キャバクラに行ってみたけれど、言葉もまともに使えない女になんで金を払わないといけないのか…と考えてしまうような人も多いと言われています。
そこで、落ち着いて飲みたいと考えている層を満足させるために考えられたのが姉キャバというコンセプトで、基本的にアラサーの方は姉キャバの方が稼ぎやすいと考えられます。
