キャバクラからセクキャバに移籍する人が増加?過激なセクキャバに移籍する理由って何?
しかし、当然のことながら、キャバ嬢になれば、誰でもテレビに出てくる方たちのように稼げるわけではなく、中にはもともと働いていた昼職の時よりもお給料が下がってしまった…なんて人もいるのです。さらにキャバクラのお仕事は、外部から見ていたのでは全く分からない『厳しさ』があるため、入店してみたものの、すぐに辞めたくなってしまう…なんて人も少なくありません。
近年、そういったキャバクラに馴染めなかった女性たちが、ナイトワークの実情を知り、セクキャバのお仕事に鞍替えする人が非常に増えていると言われています。セクキャバは、あまり女性からは知名度がないのですが、簡単に言うとお触りがOKなキャバクラというお店です。要はお客様の接客をするときに、キャバクラはトークだけで接客するものを、セクキャバの場合、おっぱいへのお触りやキスなど、より過激なサービスを提供するというお店です。
では、キャバ嬢を辞めてまで、なぜ過激なサービスが必要なセクキャバに移籍するのでしょうか?今回は、そんなナイトワーク業界のナゾについてご紹介します。
キャバ嬢がセクキャバに移籍する主な理由
それでは、キャバ嬢として働いている方がセクキャバに移籍する理由をいくつかご紹介していきましょう。もちろん、セクキャバに移籍する理由は個人によって異なりますので、全員が以下でご紹介する内容が理由という訳ではないでしょう。ここで、特に多いと言われる理由についてご紹介します。
☑ お給料が安定して良い
ナイトワークで働く方の最も大きな理由はやはり『高収入』だということでしょう。しかし、キャバ嬢の場合、稼げる人と稼げない人、両極端になってしまう場合があるのです。テレビなどに出演するキャバ嬢は、月収で数百万円以上稼いでいると話していますので、そこまでいかないにしろ、それなりには稼げると誰もが考えます。しかし、実際には、キャバ嬢になったとしても昼職と比較しても全く稼げない人もいるのです。キャバ嬢は、それなりの見た目の人であれば誰でも稼げそうに思えますが、「トークのみでお客を楽しませる」という仕事上、コミュニケーション能力の方が重要です。したがって、ぱっと見全く稼げていなさそうな人がお店のナンバークラスになっているということも少なくありません。さらに、キャバクラの場合、お客様はキャバ嬢が呼ぶ決まりのため、出勤してもお客さんがいなく待機している場合には時給がカットされてしまうこともあります。他にもノルマ未達の罰金や、各種経費などで、生活が苦しい…というキャバ嬢は多いものです。
一方、セクキャバで考えた場合、ほとんどのお店でお客様はお店が広告費用をかけて呼ぶという決まりになっています。そのため、出勤さえしていればお店が暇な状態でも最低時給分のお給料は支払ってもらえるのです。さらに、その時給は過激なサービスが必要な分、キャバクラよりも高いので、出勤すれば1日数万円程度は稼げます。生活が不安定なキャバ嬢からすれば、「安定して高収入が得られる!」というのは非常に大きなポイントとなり、稼げないならセクキャバに移籍するとなるわけです。
特に、人気店のセクキャバに入れた場合、キャバ嬢時代には全く稼げなかった人でも、月収100万円を余裕で超えるなんてことも多いようです。
☑ キャバクラよりも楽
これもキャバ嬢がセクキャバに移籍する理由として多いです。キャバ嬢は、お客様の横に座って、お酒を作ったり、話し相手をしたりするのが仕事と思っている人がほとんどですよね。しかし、実際にはそうではなく、キャバ嬢のお仕事で最も重要になるのはお客様をお店に呼ぶという仕事です。上述しましたが、お店にお客様を呼べなければその分自分のお給料も少なくなってしまいますので、これは死活問題となります。したがって、キャバ嬢をやっている限りは、お店に出勤していない時間帯からお客様と頻繁に連絡を取り合い、何とかお店に来てもらうよう営業活動が必要になります。また、お客様に気に入ってもらうためには店外デートなども必要になるでしょう。こういったことはキャバ嬢にとってかなりの負担になるわけです。
セクキャバで考えてみると、お店にお客様を呼ぶのはお店の仕事のため、セクキャバ嬢はあくまでもお店でお客様にサービスを提供するのが仕事です。したがって店外で何らかの営業活動を強要されることもなく、気軽に働くことが可能なのです。さらに、お店に来店するお客様は『お触り』を目的としていますので、キャバ嬢のように大量にお酒を飲む必要もなく、特に高いコミュニケーション能力を必要としません。つまり、セクキャバの場合、「触られる」ということが気にならない人であれば、とても楽に安定して稼げるという訳で、トークが苦手…お酒が苦手…なんてキャバ嬢が移籍してくるのです。
☑ 年齢があまり関係ない
これは「キャバ嬢が嫌で移籍する…」というのとは少し違いますが、30代が近づいたキャバ嬢がセクキャバに移籍するという場合も多いです。
キャバ嬢というお店は、どちらかというと若いお客様が多いため、キャバ嬢も10代後半から20代中盤までの方に人気が偏る傾向があります。そのため、特別な武器を持っていない人であれば25歳を超えたあたりから急激に収入が減ってしまう…なんてことがあるのです。もちろん、長くつながっているお客様など、続けて指名してくれる場合もありますが、新規のお客様が獲得しづらくなり、年齢が理由ですので、どうすることもできない…なんてことになるのです。
「若い子が人気なのはセクキャバも同じでしょ」と思うかもしれませんが、実はセクキャバは30代以上の女性でも活躍できる土台があるのです。セクキャバは、どのようなお店でもしっかりとコンセプトを作って営業しているのですが、その中でも近年『人妻コンセプト』のセクキャバ店が非常に高い人気を誇っているのです。人妻コンセプトのお店は、お客様も落ち着いた大人の女性を求めて来店しますので、そこに二十歳そこそこの女性がいても満足させることができません。そのため、お店側も求人時に「30代以上」などで募集をかけるなど、キャバクラでは考えられない求人内容になっているのです。
もちろん、若い女性が活躍できるタイプのコンセプトもありますが、セクキャバでは年齢がデメリットにならないと言う、ナイトワークには珍しい特長があるのです。この理由もあり、キャバクラで稼げなくなった方が、セクキャバに移籍してくるのです。
☑ キャバ嬢同士の人間関係に疲れた…
最後は、キャバ嬢同士の人間関係に疲れてしまってキャバクラで働くのが嫌になってしまった…という場合です。
皆さんも聞いたことがあると思いますが、キャバクラなどのお店では、そこで働いている女性同士の熾烈な争いがあります。簡単に言うと、キャバ嬢同士は、全員が売り上げを競うライバル同士となり、足の引っ張り合いはもちろん、いじめや嫌がらせなど、お互いを蹴落とすための争いが日常茶飯事に起こる世界なのです。これは、もちろん、お客様の指名を取るためで、少しでもお給料を稼ぐため、ナンバークラスになるためと日々、争い合うわけです。そして、その争いに疲れて、セクキャバに移籍する人が多いのです。
セクキャバは、上述したように、出勤さえしていればそれなりの高収入を安定して得られるお仕事のため、お店内の女の子同士は非常に仲が良いということが多いです。そのため、売り上げのための争いごとが起こることなどほとんどなく、どちらかというと嫌なお客さんに対する愚痴を皆で楽しく言い合っていることの方が多いでしょう。
つまり、高収入を得られるお仕事なのですが、仕事仲間もきちんとでき、プライベートも充実させることができるナイトワークとしてはかなり珍しいお仕事なのです。
☑ どうせ触られるのら高時給の方が良い
キャバ嬢とセクキャバ嬢を比較しした場合、「触られるのは嫌だからキャバ嬢に…」という方は多いでしょう。しかし、実際にはキャバ嬢がお客様から触られないわけではありません。
もちろん、どのキャバクラであったとしても、キャストへのお触りは基本的に禁止にしています。しかし、実際の所、お酒の入ったお客様を接客するわけですので、身体に触れられる機械など当たり前のようにあります。一般的には、お触りに関してはボーイさんに注意してもらうこともできますが、キャストのほとんどは売り上げのことを考えて度を越えたお触り以外は我慢するのです。完全に拒否してしまうと、お客様を怒らせてしまい、来てもらえなくなるかも…と考えてしまうわけです。このような場合、もともとお触りOKのセクキャバより「触られないはずなのに触られる」という状況ですので、キャバ嬢の方がストレスに思うことでしょう。
したがって、どうせ触られるのを我慢しなければならないのであれば、もともとその分をお給料としてみてもらえるセクキャバの方が良いと考えて移籍する人も少なくありません。ただし、注意しておきたいのは、セクキャバの中でも、過激なお店もあり、下半身のお触りや指入れまでOKとなっている場合があります。この場合、キャバクラのお触り程度ではないので、移籍する前にきちんとサービス内容は確認しておきましょう。
まとめ
今回は、キャバ嬢がセクキャバ嬢に移籍する主な理由についてご紹介しました。本稿でmオご紹介したように、キャバ嬢になれば誰もが稼げるかというとそういったわけでもなく、人によっては生活が苦しくなるほど稼げない場合もあるのです。最近では、キャバ嬢が華やかなお仕事として取り扱われることも多いですが、そういった面ばかり見てキャバ嬢を考えている場合、入店してから後悔してしま可能性があります。
ナイトワークで働く場合には、どういった仕事内容で、どういったリスクがあるのかなど、きちんと情報収集したうえでお店を決めるのがオススメですよ!