キャバ嬢が知っておきたい、場面別対処法をご紹介!
今回は、キャバクラで働くのならば、予め知っておきたい場面別の対処法についてご紹介したいと思います。キャバ嬢というお仕事は、お酒と会話の相手をするだけで、可愛ければだれでも稼げるようになると考える人が多いのですが、実はそうでもなく、本当に必要とされるスキルは、コミュニケーション能力や、他人への気配りなどといったものです。特に、キャバ嬢のお仕事は、お客様にお酒が入ってしまう上、居酒屋などと比較してもかなり高額な料金になるのです。そのため、お客様から求められる接客レベルも通常のお仕事より高くなると考えておきましょう。
本稿では、キャバ嬢と働きだした時に、必ず一度は訪れると思われる、様々な場面の対処法をご紹介したいと思います!現在、キャバ嬢になろうかな…?と考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
お客様からのクレーム対応について
キャバクラで働いていれば、お客様からいろいろなクレームを受けることもあります。特に、お酒が入るお仕事でもあるため、いくら一生懸命接客していてもクレームになってしまうこともありますし、場合によっては何の非もないのに突然起こられてしまうなんてこともあるのです。
キャバクラでは、お客様に最も近くで接しているキャバ嬢がお客様からのクレームを真っ先に受けることになりますので、どう対応すればよいのかぐらいは押えておきましょう!
本指名の子が来ない!というクレームは意外と多い!
キャバクラで意外と多いクレームが本指名の子が中々席に来ない時のクレームです。
お店が忙しい時は本指名の子の変わりに別の子が席についてしばらく接客するのが普通なので、ある程度の時間ならお客様も文句を言いません。しかし、あまりにも本指名の子が来るのが遅くなってしまうと、まず最初にクレームが辿り着く先はヘルプの女の子なのです。「◯◯ちゃんまだ来ないじゃないか!」とイライラしている様子でしたらまず最初に謝罪し、店長に後どれくらいで席に着けそうか確認します。
店長に対してもお客様が本指名の子が来ない事で怒っている旨をはっきり伝えて対処してもらうようにしてください。
自分の事ではないクレームなのでいい気分はしないかもしれませんが、お店に対してのクレームはお店で働いている全員が謝罪する姿勢を持つ事が大切ですよ。
料金に関係するクレーム
お金にまつわるクレームもありますね。キャバクラの料金は居酒屋などと比較するとやはり高額になってしまうものですので、「こんな高いはずはない」「勝手に延長された」というようなクレームを受けることがあります。
こういった料金系のトラブルは女の子にはどうすることもできませんし、お客様も女の子が近くにいると却って話しにくい可能性も高いので、ここはスタッフに任せて自分は現場から離れてしまいましょう。こうしたトラブルの多くはお客様の勘違いや単にクレームを入れたいだけだったりします。
基本的にスタッフや店長が対応しますが、自分は離れれば関係無くなる訳ではありません。
後日同じお客様がいらっしゃった時、何も知らないことを前提にしてお客様のフォローをする必要があります。「この前は大丈夫でしたか?私がドリンク飲みすぎちゃったせいで迷惑かけてごめんね」というように、例えお客様の勘違いが元であったとしてもお客様は何も悪くないというようにフォローを入れてあげましょう。
お客様からの意地悪は真に受けない方が良い!
最後は、クレームとは少し違いますが、女の子やフタッフ等にわざと意地悪を言って困らせることを楽しむお客様もいると覚えておきましょう。
例えば「キミ可愛くないね」なんて平気で言うようなタイプです。こういうことを言うお客様は冗談のつもりで言っているので、本気にしないで軽く流してしまいましょう。「可愛くないね」と言われたら「でも胸は大きいんですよ〜!」というように流してしまいましょう。
こうしたタイプは遊び慣れた高齢のお客様に多いです。傷つくような冗談を言われても笑って流せるようになれれば、自然と長く付き合えるお客様になりやすいですよ。
ボトルの対処方法について
キャバクラで稼ごうと思えば、ここは絶対に外せないので、ぜひ覚えておきましょう。ほとんどのキャバクラ店では、お客様にシャンパンやワイン等のボトルを入れてもらうと、その時接客していたキャバ嬢には「ボトルバック」として入れてもらったボトルの金額に応じてお給料がプラスされます。もちろん、高額なボトルを入れていただいた場合には、それだけでかなりの金額のバックが入りますので、多くのキャバ嬢達はお客様に少しでも多くのボトルを頼んでもらうように必死になるのです。
お客様をよく観察してボトルをおねだりしよう!
キャバクラと言えばシャンパンですが、その種類は1万円程度のリーズナブルなものから1本50万円以上もする高級シャンパンまで幅広くあります。こうしたボトルの売上は上述した通り、何割かは女の子のお給料としてプラスされていきます。したがって、ボトルをいかに入れてもらうかが稼げるかにも関わって来るのは言うまでもないでしょう。
しかし、こういったボトルをお客様におねだりするときには、何も考えずに「ボトル入れてよ!」なんて言っても駄目です。基本的にですが、シャンパン、ワインなどをおねだりするときはお客様の懐具合を知ってからだと成功しやすいです。あまりお金がないと言っているお客様に、ウン十万もするボトルをおねだりしたら引かれてしまうだけで、絶対にボトルを入れてくれるわけはありません。そのため、懐具合が寂しそうな人なら一番安いボトルを指定して「今コレが飲みたい気分なんだけど~」と「自分がこれを飲みたい」ということを強調しておねだりしてみてください。そういったお客様でも、キャバ嬢に良いところを見せたいと思っていますので、可能な範囲であれば喜んで入れてくれる場合があります。
逆に、地位のある人はその分稼いでいることも多く、何も言わずとも高いボトルをどんどん入れてくれます。しかし、お金を持っていそうだからとしつこくおねだりすると相手の気分を害すのでやめておきましょう。
ちなみに、安いボトルばかりを飲むお客様を軽視してしまう子も多いのですが、安くてもボトルを入れてくれるお客様を多く獲得する方が結果的に稼げます。ボトルを頻繁に入れてくれるお客様は値段に関係無く大切なお客様として精一杯おもてなししましょう。
おねだりをする時は「あなたと飲めて嬉しい!」と伝えることも大切ですが、ドリンクを何杯も頼むよりもボトルにした方がトータルでお得になるとお客様側のメリットも伝えてあげると頼みやすいと思います。
うっかりミスの対処法について
最後は、キャバ嬢のお仕事に慣れてきたときに多い、不注意やうっかりミスの対処法をご紹介しましょう。こういったミスは、人間ならだれでもある事なので、必要以上にミスを思い悩んだり、パニックになってしまうことはやめましょう。大切なのはどう対処すれば解決できるか?ですので、自分だけでは解決できない場合には、同僚キャストやお店のスタッフに相談して対処法を考えましょう。
営業メールの送信間違い…
これは一般生活の中でも普通にあるうっかりミスですね。大量なお客様にメールやLINEを送信するのもキャバ嬢の仕事の一つですので、その分うっかりミスで「送信する相手を間違えてしまう…」ことも多くなります。
送ったメールがテンプレ文なら気付かれることもありませんが、もし、他のお客様の名前が入ったメールを送ってしまった場合には、すぐに謝るようにしましょう。この場合、「別のお客様に送ろうとしてたメールを間違えて送ってしまいました。」と素直に謝るのがベストです。
そのままメールやLINEで謝るよりも、出来ることなら電話で謝った方が良いですが、相手が仕事中の可能性が高い時はメールで連絡しましょう。
キャバ嬢にとってメールやLINEの誤送信は信用にも関わる致命的なミスですから、お客様に対するフォローを入れつつしっかり謝ることが大切です。許してもらった時には、次に会ったときに渡す為に謝罪の品を用意しておきましょう。
接客中のミス…
キャバ嬢のお仕事に慣れてくると、緊張感も薄れてしまいますので接客中にミスしてしまうことも出てくるでしょう。
例えばお客様にお酒を渡す時にこぼしてしまったり、お客様がタバコを手にもったのにボーッとしてしまったり・・・。
どんな場合でも必ず大切なのが「しっかり謝罪する」ことです。例えばお客様のお酒をこぼしてしまったのなら、最初にちゃんと謝罪してお客様の服に飛び散ってしまってい無いかを確認しましょう。また、近くにいるボーイや店長に報告することも大切です。新しいお酒を用意してもらったり、お客様の服にシミが付いてしまったりする場合はクリーニング代を用意しなければならないからです。
中にはすぐに「いいよ、気にしないで」と許してくださるお客様もいますが、それでも報告はきちんとしておきましょう。
まとめ
今回は、キャバ嬢としてはたく場合、あらかじめ知っておいた方が良い、さまざまな場面別対処法についてご紹介してきました。多くの方は、キャバ嬢のお仕事はお客様の横に座ってお酒や会話の相手をするだけの仕事と、簡単で誰にでもできるお仕事だと勘違いしています。しかし、キャバ嬢のお仕事は、単純どころか、求められるスキルなども非常に多く、決して簡単なお仕事ではないのです。
したがって、入店してみると、稼げる女性と稼げない女性に完全に分かれてしまうことがほとんどです。稼げる女性というのは、本稿でご紹介したようなピンチを逆にチャンスに変えるような対処法を考え、それを実践するなど、まさに接客面で言えばプロ中のプロと言えるでしょう。もし、キャバ嬢になって稼ごうと思うのであれば、さまざまな場面で自分ならどう対処するのか?を、予め考えておくと良いと思いますよ!