キャバ嬢が知っておく男性スタッフとの距離感とやってはいけない『風紀について』
今回は、キャバクラで働くならキャバ嬢が覚えておくべき男性スタッフとの距離感についてのご紹介です。
キャバ嬢として働く上で男性スタッフとの距離感を知っておくこと、接し方を把握することはとても重要です。
特に風紀について知らずやってしまうとキャバクラで働く上で大きなトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。
風紀ってなに?
「風紀」とは、キャバクラで使われる業界用語のひとつで、同じお店で働いているキャバ嬢と男性スタッフが付き合うことを意味しており、学校や職場では決められたルールを守らない場合に「風紀が乱れる」と表現するのですが、キャバクラの世界ではこのスタッフとの恋愛関係を風紀を乱す事として「風紀」という業界用語で呼んでいます。
キャバ嬢が風紀NGな3つの理由
風紀をしてはいけない理由のの中でも代表的な理由を3つご紹介します。
お店の雰囲気が悪くなる
男性スタッフは気づかないうちにツケ回しや接客の応援など、彼女を贔屓しがち。
フリーのお客さんを優先的に接客させたり、逆に気分がのらない時はわざと待機させたりとその時々によって彼女自信にメリットのある働かせ方をするようになります。
男性スタッフからしてみたら、彼女に頑張って欲しい、気分良く働いて欲しいためにとった行動ですが、他のキャストからしたら納得できるはずはありませんよね。
接客が雑になる
まずキャバ嬢が彼氏の男性スタッフに夢中になってしまい、お客さんへの接客を怠ってしまうことがほとんどです。
逆に男性スタッフがお客さんに嫉妬してしまって接客が雑になることもあり、自分の彼女が他の男性に言い寄られてるのを見るのは嫌で、無駄に席に行ったりボトルを無理に勧めたりなんてことも。
お客さんが擬似恋愛できない
もっとも大きな理由がキャバクラへ通うお客さんの事です。
キャバ嬢に本当に彼氏がいようがいまいが、お客さんとしてはお店にいるときに優先して大切にしてほしいのは自分との時間です。
お客さんは擬似恋愛を楽しむために料金を支払っています、本気で口説いてくるお客さんもいますが、擬似恋愛がしたくてお店にくるお客さんがその彼氏が同じ店内にいるとなると嫌な気持ちになってしまいます。
ほかのキャストが不満を持ちだしたら店内の人間関係は崩壊
出勤日数、指名の本数や売り上げなど接客態度や成績で発生するキャストに対しての贔屓はどこのお店も少なからずあります。
しかしそれと関係ない部分での贔屓があればほかのキャストは黙っていられるでしょうか?その不満が爆発したときはキャストが一斉にやめたり、接客態度が悪くなったり、お店に対しての思い入れもなくなるので当欠や遅刻が増えたりとろくなことがありません。
一人の女性キャストが仮に風紀で売り上げ倍増してもその他の10人の売り上げが半減してしまうようでは元も子もありませんので、結果お店側は風紀に何のメリットも感じないどころかデメリットとしか捉えないのです。
風紀がバレたらどうなるの?
それでは風紀がバレたときにお店がとる行動を見てみましょう。
罰金
ほとんどのキャバクラで風紀に関して罰金制度で対応しており、罰金の金額はそれぞれで、お店によっては罰金を支払わせた上でクビにすることもあります。
金額は50万~100万、それ以上取るお店もあり、かなり高額です。
しかし、風紀したキャバ嬢や男性スタッフの仕事ぶりによってはそのまま働かせてくれることもあります。
つまり、今までの勤務態度や成績と今後どうなるかを考慮してという場合がほとんどです。
クビ
両方ともクビにすることもあれば、代わりのきく男性スタッフだけをクビにすることもあります。
風紀の噂は同じお店のキャストやスタッフはもちろんの事、他のお店にも広まりやすいので、近くのお店で働くのはなかなか難しいかもしれません。
また、男性だけクビのパターンはクビだけで終わらず罰金との合わせ一本もあります。
まとめ
キャバ嬢と男性スタッフが付き合ってしまう「風紀」は、キャバクラで働く上で絶対にしては許されない行為で、最初からしてはいけないと分かっていれば、男性スタッフを恋愛対象として見ることもありませんし、万が一に恋愛関係になっても上手に辞めて他店へ移るという方法もあります。
そうすることで、未然に罰金やクビなんかのトラブルを防ぐことができます。
仕事をする上で男性スタッフと良い関係を築ければ、純粋に仕事をバックアップしてくれるので、恋愛ではなく仕事仲間としてきっちり接することで男性スタッフは売上アップの大きな力となってくれるでしょう。