キャバ嬢なら知らなければ痛い目を見る!ヘルプのルールをご紹介します!
今回は、キャバ嬢になるのなら、知っておかなければまずい『ヘルプの基本情報』をまとめてご紹介します。
キャバクラでは、『ヘルプ』と呼ばれるとても大事なお仕事があるのですが、これは、同伴出勤したキャストさんが着替えている間や、指名かぶりのお客さんがいて、片方の席を離れている間、他のキャストが『つなぎ役』としてお客様の席につくことを指しています。ヘルプの席につくときには、当然他のキャストのお客様ですので、絶対に失礼のないような接客をしなければならないと同時に、いろいろと暗黙のルールがあるのです。
このヘルプのルールを守らなければ、お店の信頼が無くなるだけでなく、他のキャストや最悪の場合お客様からも敬遠されるようになってしまい、そのお店では働けない…なんて状況まで追い込まれてしまう危険性があります。したがって、指名客がまだそんなに多くない間のキャバ嬢からすれば、このヘルプが業務の中で最も大切なお仕事と言っても過言ではないのです。
もちろん、ヘルプを一生懸命頑張っていれば、それなりのメリットもありますので、きちんとヘルプのルールを理解したうえで、入店するようにしましょう!
キャバ嬢が知っておくべきヘルプのルール
それでは、キャバ嬢として働くのであれば、絶対に知っておくべきヘルプのルールをご紹介していきましょう。大切なお仕事だけあって、ルールもたくさんありますので、しっかりと頭に入れておくようにしましょう!
☑ 連絡先を交換してはいけない!
キャバ嬢は、お客様と連絡先交換を行い、バンバン営業を掛けるというのがお仕事のひとつですね。しかし、ヘルプというのは、あくまでも本命のキャストの『つなぎ役』ですので、ヘルプでついているお客様と連絡先交換をするのは絶対にNGです!お客様の中には、ヘルプと分かっていても連絡先を聞いてくる人もいますが、その場合でも必ず断るようにしましょう。当然、名刺交換も駄目ですよ。
キャバ嬢になりたての方であれば、お客様から連絡先を聞かれると、上手に断ることができないかも…と不安に思うかもしれませんが、以下のように軽くかわす感じで断りましょう。
連絡先を聞かれたときの断り方(パターン)
ヘルプはあくまで”つなぎ役”です。フリーのお客さんとはバンバン連絡先の交換をしてもオッケーですが、ヘルプの時だけは絶対にダメです!なので、お客さんから聞かれたとしても必ず断りましょう。もちろん名刺交換もです。
連絡先を聞かれたときの断り方(パターン)
お客様から「連絡先教えてよ~」と言われた場合、指名キャストのことを出すのが一番です。例えば、「ダメですよ~〇〇ちゃん(指名キャスト)に言っちゃいますよ」と本命がいるでしょ!ということを暗に提示するのです。それでもしつこく聞いてくる方に対しては「お店に禁止されてるからダメなんです~クビになっちゃう店」など、断り文句を考えておきましょう。
☑ ベタベタ接近する接客はNG
これも、ヘルプは『つなぎ役』で、お客様には本命の指名キャストがいるという点で、NGとされる行為です。例えば、あなたの彼氏に他の女性がベタベタ仲良くしているのを見るのは、誰でも嫌ですよね。それと同様に、ヘルプでの接客で、あまりお客様にベタベタすると、指名キャストが嫌な気になってしまいます。ヘルプは、他のキャストのお客様ということを忘れずに、ベタベタ接客はNGと覚えておきましょう!
☑ 指名キャストの話は基本しない
ヘルプでついた席で、何を話せば良いかわからず指名キャストの話で盛り上げようとする人がいますが、これは基本NGです。キャバ嬢であれば、彼氏がいたとしてもお客さには「いない」と言っているでしょうし、出身地や住んでいる場所、趣味などに関してもお客様と話を合わせるため、ウソの情報を伝えていることも少なくありません。そこで、実際に話した内容とキャストと話していた内容に矛盾が出てしまう可能性があるのです。
特に、お客様によっては彼氏がいるのか?やどこに住んでいるのか?の内容をカマをかけて聞いてくることも少なくないので、ボロが出ないように指名キャストの話は避けるべきなのです。
☑ 自らドリンク交渉はNG
これは、ボーイさんや指名キャストの方からドリンク交渉OKの指示が出ていれば特に問題ありませんが、何もない場合は自らドリンク交渉しないようにしましょう。ドリンクは、お客様から進められた時だけ頼むと覚えておいてください。
なお、ヘルプでお客様からドリンクを頂ける場合は、そっけなくお礼を言ってドリンクを頼むのではなく、「えっ!いいんですか!?」などとテンションをあげて、さらにもう一度程度確認を取ってから頼むと良いですよ。そういった謙虚な姿勢はお客様からの印象も良く、「ヘルプならあの子をつけて」と好印象を与えます。キャバ嬢の基本ですが、「嬉しい!」という気持ちは、少し大げさなぐらいがお客様にも好印象です。
☑ ヘルプ中のトイレはNG
とても細かいことですが、ヘルプ中にトイレに行くことはNGです。お客様の席を空けないためにヘルプについているわけで、トイレに行ってはつなぎ役の意味がなくなります。
ただし、どうしても体調が悪く、我慢ができないほど気分が悪くなった時には、お客様に断りを入れてボーイさんを呼びましょう。そのうえで、ボーイさんに症状を正直に伝えて席を離れれば、すぐに指名キャストを呼び戻すなど、対処法はボーイさんが考えてくれます。このような対応を取らずトイレに行ってしまうと、状況を掴めないボーイさんも対処の取りようがなく、お客様を不快にさせてしまう可能性があるのです
ヘルプにはメリットもあるのです
キャバクラのヘルプは、他のキャストのお客様を怒らせてはいけないなど、プレッシャーもある大切な仕事な割に、自分の数字につながらないため、嫌がるキャストは少なくありません。しかし、きちんとヘルプを頑張っていれば、いろいろなメリットもありますので、覚えておきましょう。
- ●きちんと頑張ってヘルプしておけば、他のキャストさんからの信頼度も上がり、自分が逆の立場になった時にしっかりとヘルプしてもらえるようになります。また、ボーイさんからの印象も良くなりますので、フリー客を優先的に付けてもらえたり、しっかりしたヘルプ対応をしてもらえるようになります。要は、働きやすくなるということです。
- ●これはキャバクラあるあるなのですが、キャストから捨ても自分の大切なお客様のヘルプは信頼できるキャストに任せたいと思うものです。そのため、他のキャストに任せるぐらいならと、しっかりヘルプしてくれるキャストに場内指名を入れて任せたいとなることが多くなります。
- ●ヘルプで気に入ってもらえたお客様には、そのお客様が枝(お連れ様)を連れて来店したとき、指名してもらえる可能性が高くなります。
- ●キャバ嬢がお店を辞める時には、しっかりヘルプをしてくれたキャストに自分のお客様を紹介してくれることも多いです。また、紹介してくれなかったとしても、そのお客様が来店したとき、ヘルプで印象に残っていた子を新たに指名することが多いです。
まとめ
今回は、キャバ嬢にとってとても大切な仕事の一つ『ヘルプ』の基本的なルールについてご紹介しました。キャバ嬢になれば、ヘルプに入る事が必ずありますので、本稿でご紹介した内容は絶対に覚えておきましょう。そうしなければ、お店の他のキャストや、ボーイさんの信頼を失ってしまい、働きにくいお店になってしまう可能性が非常に高いです。
ただし、ルールが多いからと、ガチガチに緊張してしまい、まともな接客ができない…なんてなってしまうと意味がありません。基本の接客は、いつものあなたのやり方でOKですので、「してはいけない事」だけを頭に入れて、お客様を楽しませるようにしましょう!