キャバ嬢をするなら知っておきたい、キャバクラに来る嫌な客・痛客の特徴!
皆さんは、キャバクラに来るお客様はどんな人が多いと思いますか?こういったお店は、通常の居酒屋などとは比較にならないほどお金がかかるお店ですので、どこかの企業のお偉いさんなど、お金を持っている優しい紳士の方がほとんどなどと思っているのではないでしょうか?もちろん、こういったお客様が来るのも間違いありませんが、正直に言うとこれほどのまでの上客はごくわずかです。
キャバクラは、若いグループの方や、通常のサラリーマンのお客様などが多く、決して神様のようにスマートで綺麗に飲んでお金を払って帰る方ばかりではないのです。それどころか、中には接客するのすら嫌になってしまうような変な客やキモ客も来店します。しかし、キャバ嬢として席についたのであれば、きちんと接客しなければならないのです。
そこで今回は、キャバ嬢の多くが『痛客』として嫌ってしまうお客様はどのよう人がいるのかをご紹介していきます。
キャバクラにいる嫌な客の特徴
それではまず、キャバクラで働いくのであれば、いずれで合うであろう『嫌な客』の特徴をご紹介していきましょう。人間は、人それぞれ特徴が異なりますので、嫌な客もかなりの種類が存在します。ここでは、代表的な嫌な客の種類をいくつかご紹介していきます。
自分の自慢話・武勇伝ばかりを語る客
キャバクラで働いていれば、「昔は悪い事ばかりしていた…」「学生のことは喧嘩が強かった…」など、漫画の世界のような話を自慢げにしてくる客がたくさんいます。最初のうちは、楽しく聞いていられる話かもしれませんが、こういったお客様はいつまでも自分の自慢話が止まりませんの、だんだん聞いているキャバ嬢が疲れてしまい、どうでも良い話を聞くのがしんどくなってしまう…というパターンが多いです。
ちなみに、自慢話のパターンは以下のような感じです。
- ☑ 過去の武勇伝を延々と自慢する
- ☑ 身につけているブランド物の自慢をしてくる
- ☑ たいしてお金を使わないのに、お金を持っているアピールばかりする
- ☑ 有名人と知り合いだということを自慢してくる
- ☑ 仕事上の業績を自慢してくる
自慢話が好きなお客様は、上記のようなパターンが多いです。こういったお客様は、何度も同じ話をしてきますので、その都度新鮮な対応をしてあげるのがおっくうになり『嫌な客』というキャバ嬢が多いです。ただし、気にならない人からすれば、とても扱いやすい客でもあります。
初対面で説教をしてくる
キャバクラには、キャバ嬢の事を下に見て、初めて会ったのにも関わらず、いきなり説教をしてくるオジサマも多くいます。例えば、
- ☑ 「こんな仕事してるの親が知ったら泣くよ」
- ☑ 「この業界あってないんじゃない?」
- ☑ 「そんな接客でよくこの仕事やってるな」
上記のように、かなりメンタルにくる説教をしてくるお客様も少なくありません。当然、こういった客はキャバ嬢全員から嫌われてしまうことでしょう。
会話が成り立たない客
キャバクラは、お客様のお酒の相手として、トークで楽しませるのがお仕事です。したがって、お店に来るお客様は、当然「キャバ嬢とのお話を楽しみに来ている」と考えている方が多いことでしょう。
しかし中にはせっかくキャバクラに来ているのに、キャバ嬢が話しかけて「うん」「ああ」など、まともに反応を返してくれないお客様もいるのです。盛り上げようと、いろいろな話を振ったとしても、全く反応が変わらず、「そもそもなんでキャバクラに来たの?」と思ってしまうような不思議な客もいるのです。
こういった客は、非常に扱いづらいためキャバ嬢には嫌われてしまう傾向が強いです。
悪口を言ってくる客
これも、「なんでキャバクラに来たの?」と疑問に思ってしまうタイプの客です。こういった客は、席についてくれたキャバ嬢に対して「お前ブスだな」「こんなことも知らないのか、頭悪いな」「スタイルが悪すぎ」など、わざわざ悪口ばかりを言ってキャバ嬢をイジメ倒す客がいるのです。
ひどい客になると、キャバ嬢が泣くまで悪口を言い続けるなんて人もいて、そのせいで傷ついて辞めてしまうキャバ嬢もいるほどです。こういった客は、だれ彼構わず悪口を言いますので、真に受けるのではなく、聞き流すようにしましょう。当然、どのキャバ嬢からも相手にされませんので、そのうち来なくなります。
酔うとお触りばかりしてくる客
キャバクラでは、お客様がキャバ嬢に触れるのは基本禁止としています。しかし、お酒の席ですので、手を握る程度のお触りはどのキャバ嬢も許容しています。
しかし中には、お酒に酔ってしまった結果、腰に手を回したり、太ももを触ろうとしたり、最悪の場合、ドレスに手を入れて来ようとするなど、完全なルール違反のお触りをして来ようとする客がいるのです。こういった場合、ボーイさんにアイコンタクトすれば注意してくれますが、目を盗んでしつこくお触りしてこようとしますので、注意しましょう。
嫌な客についたときの対処法とは?
ここまでの説明で分かるように、キャバクラにはスマートに飲む良い客ばかりでなく、キャバ嬢に嫌われる痛客もたくさん来るのです。しかし、仕事ですから、痛客の接客はしない…なんて対応はなかなかできません。そこで、万一のことも考えて、嫌な客の席についた場合の対処法はきちんと考えておくようにしましょう。
態度に出すのはNG
誰でも、相手に嫌な事をされると、顔や態度にその感情が出てしまうものです。しかし、キャバ嬢として働く限りは、上手に隠さなければいけないのです。
態度に出てしまい、相手に感づかれると、余計に怒らせてしまい面倒なことになってしまう可能性もあります。そのため、嫌なことをされた時でも、ウソでも良いのでニコニコ笑顔で接客するようにしましょう。
自慢話をされたらとりあえず褒める
自慢話系のお客様は、キャバ嬢によっては「とても扱いやすい」と考えるものです。というのも、延々と自慢話が続くにしても、聞きながら相槌さえ打っておけば良いので、接客自体は非常に楽なのです。
自慢話をする人は、肯定されたいがためにしてきますので、とりあえず持ち上げて、褒めておけば相手は楽しんでくれます。したがって『すごーい!』『流石〇〇さんですね!』など、相手が気分よく話せるように相槌を打ちましょう。実はそれだけで指名がもらえたりするのです。
お説教に反論はNG
いきなりお説教をしてくるお客様であれば、ウソでも良いので下を向いて反省しているような態度を出しておきましょう。間違っても、反論なんてしてはダメですよ。
悪口を言う痛客は、キャバ嬢をストレス発散の道具に使っているだけですが、お説教をしてくるお客様は本当にあなたの事を思って『言ってあげている』と考えている人も多いのです。したがって、あまりに理不尽な説教でなければ、自分が知らなかったことを教えてくれた…など、前向きにとらえて言葉を受け入れるのも手です。
まとめ
今回は、キャバクラに来る嫌な客の特徴やその対処法について簡単にご紹介してきました。キャバ嬢のお仕事は、お金を持った優しい紳士の席について、トークを楽しむのが仕事だと考えている人もいますが、はっきりというとそんなお客様などほとんどいないと考えておいた方が良いです。逆に、この記事でご紹介したような嫌な客というのは、意外に多くいて、キャバ嬢として働いたことがある人であれば、何らかの嫌な客の被害は絶対に受けていると言っても良いはずです。
こういった嫌な客というのは、どのキャバ嬢も接客したがりませんので、考えようによってはチャンスでもあるということを覚えておきましょう。というのも、皆が嫌がるとしても、客は客ですのでお店からすれば誰かつけなければいけないわけです。
したがって、そんなお客様の席に積極的についてくれるキャバ嬢がいれば、お店としては非常にありがたく、重宝してくれることになります。また、嫌な客も接客の仕方を工夫すれば、気に入ってもらえ良客になる可能性もあるのです。つまり、他のキャバ嬢が敬遠する客を総どりできるようになりますので、嫌な客の接客を覚えるというのは、意外にメリットが大きいのです。
ちなみに、ナンバークラスのキャバ嬢であれば、こういったお客様でも上手に扱い、売り上げにつなげているという人が多いですよ。