新人キャバ嬢さんが知っておきたい!やってはいけないNG接客法などをご紹介!
キャバ嬢として働く場合、当然のことながらお客様にやってはいけない接客がたくさんあります。最近ではテレビなどにキャラの濃いキャバ嬢が登場することも多くなっており、その子たちがテレビ的に面白おかしく仕事の内容を話すため、キャバ嬢のノリで何でも許されるのだと勘違いしている子が多いようです。
はっきりと言っておきますが、テレビに登場しているキャバ嬢は特殊例と考えておかなければならず、それを参考にしてはお客様を楽しませるどころか、怒らせてしまう結果になる可能性の方が高いです。最近はキャバ嬢になりたいと考える若い人も多く、実際に10代でキャバ嬢として稼いでいる人も多いことでしょう。しかし、こういった子は、初めての社会がキャバクラの世界で、世間ずれしてしまっている人も少なくありません。特に、最初のうちは「若いからしょうがないか…」「新人だし…」などと、お客様が許してくれているものを、それを当たり前のことだと勘違いしてしまう危険もあります。
この記事では、キャバ嬢として働く場合、接客中のNG事項をご紹介しますので、これを見て心当たりがある方は早めに接客の仕方を見直した方が良いですよ!
キャバ嬢のNG接客例あれこれ
それでは早速、キャバ嬢としてお客様に接する場合、絶対にやってはいけないことをご紹介しておきます。中には独特のキャラクターで許されてしまう人もいるのでしょうが、ほとんどの場合、お客様に嫌な思いをさせてしまうことなので、以下で紹介するようなことはやらないようにしましょう。
お客様の職業は聞かない
席についたお客様に、挨拶のように「何の仕事をしているのですか?」と聞く子が最近多くなったように思えます。その人が何をしているのか?ということを聞くのは、昼の世界なら当たり前のことなのですが、夜の仕事の場合、その人の職業を聞かない…ということが常識的な話なのです。なぜかと言うと、お客様の中には、かなり危ない仕事や、人に言えないような仕事をしている人もいるからです。
そんな職業を聞いても、うまく対応できるような経験のあるキャバ嬢であれば良いのでしょうが、大半の場合は対応ができず場がシラケてしまいます。お客様の職業については、何度も接客をしてお客様と仲良くなり、お客様の方からしてきたときにだけ聞くようにしましょう。
他の人の指名客に自分の連絡先を教える
これはキャバクラ業界にまだ疎い新人キャバ嬢さんに多い行為です。キャスト同士で険悪になってしまう可能性があるので、絶対にやめましょう。新人キャバ嬢さんの場合、人気キャバ嬢さんのヘルプにつくことになるのですが、この時、お客様に聞かれたとしても、他人の指名客に自分の連絡先を教えるのはNGです。完全にバレないようにすればOKなどと考える方もいるかもしれませんが、結局その人が指名替えしたときには、客を取った、取らないのキャスト同士のいざこざに発展してしまいます。
ヘルプ席で連絡先を聞かれたら、きちんと断るか、指名されているキャバ嬢に話し、許可が出るのであれば教えるというルールを守りましょう。
席を離れるとき飲み物を残して席を立つ
これも最近増えていると言われています。せっかくお客様に頂いたドリンクですから、席を離れる時はきちんと飲み切ってから離れるようにしなければいけません。少し考えればわかりますが、せっかく頂いたドリンクなのに、それを残して席を外してしまえば、お客様はお金を捨てているようなものです。したがって、そのような子には二度とお金を使いたくないと思ってしまうことでしょう。
頂いたドリンクを飲み干さずに席を離れるのは、想像以上にイメージが悪くなるものですので、必ず飲み切るようにしましょう。
お店の内部事情を客に言う
接客中や営業の為など、お客様に店の内部事情を言うことはご法度とされます。キャバ嬢はお店にお客様を呼ぶため、メールや電話で営業を行うことが義務なのですが、この時に「店が暇だから来てよ!」などと、店の内部事情を理由にするのもいけません。それが、ウソでもダメです。そもそも暇な店にわざわざ遊びに行きたいと思う訳はありませんし、営業トークになっていません。他にも、別のキャストがプライベートでお客様と出かけたなんて話をするのもNGです。
こういった話をするキャストは、トークを盛り上げようと考えているのでしょうが、店の愚痴や他のキャストの悪口など、お客様からしても知りたくありませんし、良い印象を与えるわけはありません。それどころか、それがお店やキャストに知られてしまうと、お店にいられなくなってしまう可能性もあるのです。
『口は災いのもと』ということわざがあるように、軽率な行動はいい結果を招くことはありませんよ。
お店の黒服と付き合う
ほとんどのお店は、黒服とキャストが付き合うのを禁止しています。黒服と付き合っていた場合に、それがお店にバレてしまうと、かなりの額の罰金が課せられる…なんて場合もあるので注意しましょう。
いつも身近で、お仕事のサポートをしてくれるため、黒服に好意を抱くキャストは少なくありません。しかし、バレてしまいとても払えないような罰金を課せられてお店から飛んでしまった…なんて話もあるのです。黒服と付き合うのはかなりリスクが高いのでオススメできません
お客様の話を遮って自分の話をする
これは言われなくても分かると思うのですが、意外と多いのも事実です。キャバ嬢の仕事は、基本的に聞き手に徹していればよいのですがお客様の話を遮ってまで自分の話をするキャバ嬢は一定数いるのです。
お客様がキャバクラに来店する理由は、自分の愚痴や自慢話をしてストレスを発散するのが目的です。そこに高いお金を払っているはずなのに、それを遮ってくるキャストがいたのでは楽しいはずはありませんよね。キャバ嬢として稼ごうと思えば、お客様の話を「ウンウン」と聞いておく、お客様に意見を求められたら話すという基本を忘れないようにしましょう。
話を聞いてあげるだけで、お客様のストレスを解消できますので、それができる子は人気が出ます。
カラオケをしつこく勧める
お客様がカラオケをしているとキャストは楽ですが、楽したいがためにお客様にカラオケをしつこく進めるのはNGです。
カラオケは異常に好きな人がいる一方で、嫌いな人も少なくないのです。したがって、一度カラオケを進めてみて、断られた場合、そのお客様は歌いたくないお客様の可能性が高いです。そのような場合には、しっかりとその人の事を理解して勧めないようにしましょう。もし、複数人で来ている人の中に無理やり歌わされそうになっている人がいれば、「〇〇さんカラオケ苦手なんですか?私も苦手なんですよね、だから私とお話ししててください。」などと助け船を出してあげればかなり印象が良くなることでしょう。
暗い話をする
お客様はキャバクラに楽しみに来ているのです。あなたに何か深刻な悩みがあったとしても、キャバクラでそういった暗い話を聞きたいなどと考えているような人は基本的にいません。したがって、キャスト側から暗い話を振るようなことはしないようにしましょう。お客様から暗い話を振られた場合には、「私はこうやって乗り越えましたよ!」と明るい話に切り替えて楽しませてあげましょう。
生活感のある話をする
キャバ嬢が接客中に子供がいる、身内のこと、お金が必要、体調が悪いなど、個人的な生活感のある話をするのはNGです。キャバ嬢は夢を売っている職業ですので、そういった現実があるにしても、それを表に出してはいけないのです。生活感を見せずにお客様に楽しんで貰うのは、キャバ嬢の腕の見せ所です。
しっかりとキャバ嬢として稼いでいきたいと考えているのであれば、色気のない生活感のある話はやめておきましょう。
まとめ
今回は、キャバ嬢として働く場合に知っておきたいキャバ嬢がやってはいけないことについてご紹介しました。現役キャバ嬢さんの多くは、「こんなの当たり前じゃない」と思うのでしょうが、キャバ嬢さんの中には、本稿でご紹介したような事を普通に行っている人もたくさんいるのです。
お客様は高いお金を払ってキャバクラに来ているのです。キャバ嬢をしていればわかると思うのですが、高い料金に見合わないとお客様が思ってしまえば、もうお店には来なくなってしまうでしょう。キャバクラは他にもたくさんのお店があるわけですし、キャバ嬢もあなた以外にたくさんいるということを忘れてはいけません。
キャバ嬢は、自分が楽しく働くのではなく、お客様を楽しませてなんぼという基本を絶対に忘れないようにしなければいけませんよ!